【世界中の王侯貴族に愛されたクリスタルの輝き】
バカラが創立されたのは、1764年。ルイ15世認可のもと、フランス東部・ロレーヌ地方にあるバカラ村で産声を上げた。たび重なる紛争で衰弱しきったこの地を復興させるべく、ガラス産業の発展を目指したのがはじまりである。19世紀にはパリ万博で優れた技術やデザインが高く評価され、世界にその名が広く知られるようになった。中でもシャンデリアの輝きは、世界中の王侯貴族に愛されると同時に『成功』の象徴としての役割も果たしていたという。
日本へ持ち込まれたのは明治時代。大阪の古美術商・春海藤次郎がその美しさに魅せられ、茶道具などをオーダーしたことがきっかけであった。畳張りの茶室でクリスタルの器を用いる斬新な発想は評判をよび、次第に数多くの作品が輸入されるようになった。”バカラ”と聞いて思い浮かべるのは、透明度の高いクリスタルに施された、精巧なカットやグラヴュール(彫刻装飾)。これらの作品は、創設から245年経った今日も当時と変わらず、バカラ村の工房でつくられる匠の技術による賜物だ。伝統や歴史的遺産の継承を重んじるバカラが現在展開するラインナップの中には、19世紀にデザインされたのも少なくない。一方で、現代のクリエイタートとのコラボレーション作品を生み出すなど、常に新たな創造性を追い求めるスピリットも併せもつ。
手頃な値段とは言いがたく、『いつかは…』と憧れている人も多いだろう。歴史に思いを馳せながらお気に入りのバカラに注いだ、上質なウィスキーを愉しみたい。
本日はここまで
ではでは、次回又、お会いしましょう!
※今回お話した内容は、いろんなページから引用・抜粋させていただいております。
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