赤ワインの原料となるブドウは、皮が重要

★赤ワインの品質を決めるのは、ブドウの「皮」?!

ワインには赤、白、ロゼの3種類があるのはご存知の通りなのですが、この色はどこから来るのか? について、答えられる人は意外と少なかったりするものです。
ワインの色の違いは、原料となるブドウジュースの作り方の違いによるもの。皮や種ごとジュースにしたものを原料にしているのが赤ワイン、皮や種を取りのぞいてジュースにしたものが原料にしているのが白ワイン、赤ワインの発酵の途中で、皮や種を取り除くとロゼワインになるのです。

赤ワインの色だけでなく、苦味とか、渋みとか、奥行きといった独特の味わい。
これは全てブドウの皮が作り出したもの。赤ワイン造りにおいて、原料のブドウが重要なのですが、とりわけ皮の品質が重視されるのです。

★代表的な品種、「カベルネ・ソーヴィニヨン」

そんな赤ワインに向いた皮をまとったブドウの品種といえば「カベルネ・ソーヴィニヨン」。病気にも強く栽培しやすい品種なので、世界中のワイン産地で広く作付けされているブドウの一つです。

このカベルネ・ソーヴィニヨンの原産地は、ワイン醸造が盛んなフランスのボルドー地方。この地方に数多くある醸造業者の中でもメドック地区にあり、とりわけ優れたものを生産している業者は「ボルドー5大シャトー」として知られていますが、いずれもメインの原料はカベルネ・ソーヴィニヨンとなっています。

しかし、力強い味わいを醸すカベルネ・ソーヴィニヨンだけを原料にしていては、いささか単調になってしまいます。そこでボルドー5大シャトーなどの醸造業者は、他のブドウ品種をブレンドして、独自の味わいを作り出しているもの。

例えば5大シャトーの一つ、シャトー・ラトゥールが生産する「シャトー・ラトゥール」の場合、カベルネ・ソーヴィニヨンが原料に占める割合は90%弱、同じくシャトー・マルゴーの代表的銘柄「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」の場合、その割合は70%強となっているのです。

★赤ワインが長期熟成で旨くなる理由

さて赤ワインの楽しみといえば、渋みや苦味といった味わいなのですが、これはもっぱらブドウの皮や種に含まれている成分・タンニンに由来します。つまり、カベルネ・ソーヴィニヨンの皮がワイン造りに向いているということは、タンニンが豊富という意味でもあるのです。

そして、このタンニンは製造されて時間が経つについれて他の成分と結びつき、弱まっていくもの。渋みや苦味が弱まり、複雑な味わいになっていく……これが長期熟成のワインが珍重される理由です。

しかし、赤ワインだったら何でも長期熟成させればいいかというと、それは間違い。
最初から長期熟成させる目的で醸造されたもの、先述の5大シャトーで生産されているようなものこそが、長期熟成に向いた赤ワインであり、私たちが高価買取が可能な銘柄ということになります。

家を整理していたら年代物のシャトー・ラトゥールが出てきた!! ……なんてお宅はそうないとは思うのですが……そんなケースは大歓迎、ぜひ買取させてください。また「よくわからない赤ワインが出てきたけれど?」といったケースでも大丈夫。高価買取が可能かどうか私たちが無料で鑑定を致しますので、ぜひご相談ください。

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