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ラベルに描かれた七面鳥の絵が特徴的な「ワイルドターキー」、バーボンウイスキーの代表として長く愛され続けています。
アメリカはオースティン・ニコルズという会社が製造しており、主原料にトウモロコシが使用されています。穀物の割合など具体的なレシピは秘密となっており、他のウイスキーには見られない強い風味が特徴で、独特のコクと香りを楽しむことができます。
ワイルドターキーはアメリカの歴代大統領が愛したバーボンとしても有名です。アイゼンハワー、ジョン・F・ケネディ、ルーズヴェルト、クーリッジと言った大統領がワイルドターキーを愛飲しており、爆発的な人気を生むきっかけになりました。
ワイルドターキーには様々な種類があり、記念品や亜種も多く出ています。ワイルドターキーの基本になるのは、濃厚な味わいと柔らかい口当たりが特徴のアルコール度数40度の「スタンダード」で、6年から8年目の原酒をブレンドしています。
ワイルドターキーはその独特の風味が人気で一度飲むと病みつきになると言われているほどです。
ワイルドターキーの会社オースティン・ニコルズは1855年に創業し、当初はコーヒーや紅茶、お酒などを販売していました。その後、禁酒法が成立してからは食品を中心に販売を続けますが、禁酒法が終わると食品事業からお酒の製造・販売に転向することになります。
ワイルドターキーという名前の由来は、オースティン・ニコルズの社長が七面鳥狩りをしていた際に、仲間に自社のお酒を振舞いました。すると仲間の一人が「ワイルドターキー」と名付け、その個性的な名前を気に入った社長は、1940年に自社のブランド名にしたことから始まります。
アメリカの法律では、アルコール度数の決まりとしてバーボンの蒸留は80%以下、樽詰めは62%以下となっていますが、ワイルドターキーは風味を損なわず独特のフレーバーを活かすために、蒸留は60から65%、樽詰めは54から55%のアルコール度数にしています。
加水量においても独自の方法を守っており、熟成された芳醇な香りをボトルにキープするために、ボトリング時の加水量を極限まで減らしているのがワイルドターキーのおいしさの秘訣です。
ワイルドターキーを高く売るコツですが、ワイルドターキーは種類も多く、記念品や期間限定のプレミアムラベルも出ていますので、商品によって買取金額がかなり異なってきます。年代が古ければ古いほど、そして希少性が高ければ高いほど値段は上がってきます。
また、このバーボンウイスキーは旧ラベルと現行ラベルがあり、見分け方としてはラベルに描かれている七面鳥が横を向いているのが現行ラベル、正面を向いているものが旧ラベルです。旧ラベルの方が買取金額が高くなります。
ウイスキーには高額査定となる古酒が多くあることが特徴ですので、まずは専門的な知識と経験のある査定員に相談し、価値をしっかり見極めてもらうことをお勧めします。