お問い合わせはこちら
営業時間
【平日】10時~19時【土日祝】10時~19時
スコットランドの北部、スペイサイド地域には「マッカラン」や「グレンフィディック」など、数々の有名な蒸留所が立地していますが、それらに負けない知名度と名声を誇るのが「ザ・グレンリベット(The Glenlivet)」。スペイサイド産ならではの華やかさと、飲みやすさをあわせもっていますから、現在、世界で一番売れているシングルモルト・ウイスキーとなっています。そんなザ・グレンリベットは「シーバスリーガル」などに欠くことができないキーモルトであり続ける一方で、シングルモルトとしても古くから愛され続けてきました。
現在販売されているザ・グレンリベットは「25年」を頂点として、数々のバリエーションがあるもの。「ヴィンテージ1966」と名付けられた50年物や「シングルカスクチャペラー」などの限定品もラインナップされています。
「すべてのシングルモルトの原点」とは、ザ・グレンリベットのHPに大書されている言葉ですが、このように宣言できるのは、1824年に創業したザ・グレンリベットが、最初の政府公認を受けた蒸留所だったから。ウイスキーといえば密造するのが当然だった時代ですから、創業者のジョージ・スミスは裏切り者として命を狙われるなど、大変な苦労をしたといいます。ちなみに2番目の公認を受けたのはマッカランです。
その後ザ・グレンリベットは、手がけた原酒をブレンデッドウイスキーの業者へ卸す一方で、1920年代にはいち早く自社の銘柄を全面に打ち出した広告をスタート。他社の銘柄を構成する一要素に甘んじないという、気概が伝わってくるエピソードですが、こんなところもシングルモルトの原点と呼ばれる理由でしょう。その後も創業当時の製法を守り続け、2015年にはグレンフィディックを抜いて、世界で一番売れているシングルモルトになったのです。
シングルモルトのウイスキーが、日本ではまだ一般的ではなかった時代。海外旅行のお土産などで持ち込まれた、ごく少量のザ・グレンリベットが現在大人気です。理由は空前のシングルモルトブームと絶対的に数が少ないことなのですが、そんな場合に思いがちなのは、時間がたつともっと価値があがるのでは?ということでしょう。しかし、人気とかブームは移ろいやすいもの。シングルモルト人気も終わり、貴重なザ・グレンリベットの価値が下がってしまう可能性もあるのです。
だからこそ、貴重なボトルを手放すのは今。ザ・グレンリベットの高価査定ができる間に、買取依頼されることをおすすめします。またザ・グレンリベットだけでなく、他のシングルモルトウイスキーも高価買取中、こちらもブームが続いている今がチャンスなのです。