【余市】
《竹鶴ノートに綴られた品質へのこだわり》
『情熱と余市の気候風土が本場以上のウィスキーを育む』
竹鶴ノートには、彼がスコットランドで見聞きしたウィスキーづくりのすべてが綴られている。文字とイラストが緻密に書き込まれ、竹鶴の情熱を思い知らされる。
『蒸留の現場ではメモを取ることができないので、毎日宿舎に帰って記録したのでしょう。このノートこそ日本のウィスキーづくりの出発点で竹鶴政孝のウィスキーづくりへの情熱そのものなのです』竹鶴ノートの現物は、蒸留所内の博物館に展示されている。
余市蒸留所では、竹鶴がスコットランドで学んだ当時の製法でウィスキーを作っているが、その最たる例が、石炭を使った蒸留だ。近年は本国スコットランドでもコストや効率の面から石炭による蒸留が廃れ、蒸気による間接蒸留が主流になってきているが、余市では石炭による直火蒸溜にこだわり、毎日1トンもの石炭をたく。聞くと、余市のウィスキーは、伝統の製法をスコットランドよりも忠実に守り、『昔ながらのスコッチの味がする』と、特にオールドファンからの人気は絶大なのだという。
本日はここまで
ではでは、次回余市の歴史VOL3で又、お会いしましょう!
※今回お話した内容は、いろんなページから引用・抜粋させていただいております。
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