「フルーツビール」とは、その名前の通り、フルーツをふんだんに使って作られるビールです。これについて解説していきます。
フルーツビールの作り方について
フルーツビールは、醸造をしていく過程のなかで、フルーツをビールに添加して仕上げます。添加の方法は主に、
1.フルーツをそのまま漬け込む
2.フルーツのシロップを混ぜ入れる
の2通りです。
使うフルーツによって味わいが大きく異なるため、さまざまな味わいが楽しめます。また、色も多種多様で、非常に薄いものから濃いブラウンのものまでいろいろあります。
使用したフルーツによって味は左右されますが、全体的にフルーティーで軽めのものが多く、すっきりと飲めるのが特徴です。
また、華やかで強い香りを持ったものが多く、香りだけで「フルーツを使ったフルーツビールだ」とわかりやすいものだといえます。
フルーツビールは多種多様! 好みで選び分けられる
フルーツビールに使われているフルーツは、数多くあります。
もっともよく知られているのは「オレンジ」です。これは非常に種類が多く、「特定の品種のみを使って作るクラフトビール」なども出ています。柑橘類はビールとの相性が良いため、レモンやゆずを使ったフルーツビールも登場しています。
それ以外にも、さくらんぼやパイナップル、バナナやモモ、リンゴを使ったフルーツビールなどが登場しています。少し珍しいところでは、「ブドウ」もあります。ブドウといえばワインを造る原材料としてよく知られていますが、これを使った「ビール」も登場しているのです。
フルーツビールは、1本だけを飲んでも非常においしいものです。しかし異なるフルーツを使ったフルーツビールを購入して、1本ずつ楽しむのもよいでしょう。それぞれのフルーツによる味わいの違いを存分に楽しむことができるはずです。また、フルーツビールは飲みやすいので、ビールに慣れていない人でも楽しめます。