「二日酔い」は不快なものです。
これの防ぎ方と、なったときの対応について解説します。
飲んでいるときに意識すること
1.食事をとりながら飲む
食事をしないでお酒だけを飲んでいると、アルコールの吸収速度が極めて速くなります。このため、必ず食事とともにお酒を楽しむようにしてください。
2.チェイサーを入れながら楽しむ
度数の高いお酒を飲むときには、チェイサー(水など)を入れながら飲むようにします。これによって血中のアルコール濃度の上昇を抑えられますし、満足感も強くなります。
3.チャンポンをしない
「いろいろなお酒を次々に飲む」というやり方をしていると、悪酔いしやすくなります。また、「味の変化」が起きるため、飲み飽きるということがなく、次から次へと飲んでしまう場合もあります。
4.一気飲み
体に大量のアルコールを急激に入れる「一気飲み」は二日酔いの原因となります。またそれだけではなく、急性アルコール中毒などを招いてしまう可能性も高くなります。最悪の場合死に至るので、一気飲みは絶対にやめましょう。
二日酔いになってしまったら
1.水分を補給する
気を付けていても二日酔いになってしまった場合は、まずは水分をとるようにしてください。アルコールを飲みすぎると、利尿効果によって体外に水分が排出されてしまいます。
お茶や水などを常温もしくは少し温めて飲むようにしてください。
2.食事を取り入れる
食欲がない人もいるかと思いますが、胃に優しい食べ物を摂取するようにしてください。うどんやおかゆ、ビタミンが入っている食べ物をとるようにします。シジミを使ったみそ汁は、水分とビタミンを両方取り入れることができます。
3.薬を飲む・病院に行く
「どうしても頭が痛い」「明らかに体調が悪い」ということであれば、薬や病院に頼りましょう。なお薬は、必ず「二日酔いに効果がある」とされている薬を選びます。
4.迎え酒は厳禁!
「体調が悪いからこそお酒を飲んで感覚をマヒさせる」と考える人もいますが、これは非常に危険です。体調悪化を招きますし、状態を悪化させます。
迎え酒は絶対にやってはいけません。
二日酔いは、非常につらいものです。
まずは、ならないように注意し、なってしまったときには適切に対処していきたいものです。