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ウイスキーなどの蒸留酒やビールなどの醸造酒、アルコールの入っていないソフトドリンクなど、ありとあらゆる飲料を手がけるメーカーといえば「サントリー」。近年では海外の名門ウイスキーメーカーを傘下に収めたり、健康食品の分野でも好調な日本を代表する企業です。
そんなサントリーが手がける製品の中でも、近年注目を集めているといえばウイスキー。「山崎」や「白州」など、蒸溜所の名前がそのままつけられたシングルモルトウイスキーや、「響」など飲みやすさを追求したブレンデッドウイスキーは、日本国内だけでなく海外からも高い評価を得ているもの。ハイボールが飲まれるようになったことやNHKのドラマで取り上げられた影響もあり国内でも何度目かのブームが到来。銘柄によっては店頭では入手困難となり、プレミア価格が付いてしまう事態になっています。
中でも高額になっているのが限定ボトル。
50年など「超」長期熟成ものや、有田焼などの美しいボトルに収められたもの、特別な樽で熟成を重ねたものなどは驚くほどの価格で取引されているもの。
他にも、現在は生産が止まってしまっている、山崎や響の21年ものや白州の25年もの、内容量が750mlだったころの1980年代のものなども、プレミア価格となっています。
サントリーの源流は1899年創業の鳥井商店、ポートワインを中心に手がけていたメーカーでしたが、寿屋に社名を変更し、1923年からは山崎蒸溜所でウイスキーの製造を開始。現在のサントリーの礎となっています。
この山崎蒸溜所の設計を手がけ初代所長となったのが、後にニッカウヰスキーを創業する竹鶴政孝。NHKドラマ「マッサン」で一躍有名になった人物です。
以来、サントリーは日本のウイスキーを造り続けているのですが、近年、特に人気の高い山崎や響といった銘柄を手がけ始めたのは1980年代。山崎は国産シングルモルトウイスキー、響は高級ブレンデッドウイスキーの先駆けとして発売され、国内ばかりか海外でも高い評価を獲得しています。
早い時期に製造された商品は高値が付く傾向にありますが、より高価買取を狙うためには、ボトルに付いた汚れやホコリを取り除く必要があります。その際にボトルのプリントが消えてしまったり、コルクなどの栓を痛めてしまうと、買取価格が下がったり、状態によってはお断りせざるを得ない事態になりかねません。商品の扱いには、くれぐれもご注意ください。
また、箱などのパッケージがあれば一緒に査定させてください。より高値が付く可能性が高まります。
現在高価な市場価格がついているプレミアムな銘柄、査定に出すか、貯蔵しておくかは悩ましい問題です。しかし高額な市場価格は一過性のものという見方もありますし、保存の状態によっては経年劣化の可能性もあるもの。当店としては、いち早く買取に出されることをおすすめいたします。