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「モエ・ヘネシー・ディアジオ(MHD)」とは、数々のラグジュアリーブランドを傘下に持つ「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)」のアルコール飲料を部門を担う企業です。
主にフランスのブランドからなる「モエ・ヘネシー」と、主にイギリスのブランドからなる「ディアジオ」の合弁企業となっております。
モエ・ヘネシーを構成するブランドはブランデーの「ヘネシー」やシャンパンの「モエ・エ・シャンドン」、「ドン・ペリニヨン」などがあります。ディアジオを構成するブランドは「ジョニー・ウォーカー」や「オールド・パー」など、MHD傘下のブランドは誰もが知るものばかりです。
パーティなど、お酒が欠かせない華やかな席を飾るブランドの多くはMHD傘下の企業のものなのです。
1743年創業のシャンパンメーカー、モエ・エ・シャンドンと、1765年創業のブランデーメーカー、ヘネシーが合併し「モエ・ヘネシー」となったのが1971年。
このモエ・ヘネシーはルイ・ヴィトンと1987年に合併し「LVMH」が完成するのですが、その後もLVMHは数々のブランドを傘下におさめていきました。
その後、イギリスのディアジオを合併して1988年に完成したのが「MHD」になります。
現在、LVMHが持つブランドの数は60以上といわれていますが、そのうちMHDが統括しているのは20以上。歴史・知名度ともに備えたラグジュアリーなアルコール飲料のブランドぞろいとなっております。
例えば、モエ・エ・シャンドンだけを見ても、歴史はフランス国王・ルイ15世の命を受けたところからスタートするといいますから筋金入り。
モエ・エ・シャンドンには現在、数々の銘柄がありますが、最高峰は「MCIII」です。モエ・エ・シャンドンが秘蔵する数々のヴィンテージ・シャンパンをブレンドすることで生み出されたウルトラ・プレミアム・シャンパンとなっています。
他にも、高級シャンパンとして知られる「ヴーヴ・クリコ」や「クリュッグ」などは、全てMHD傘下のブランドなのです。
MHDを構成するブランドは高級品ぞろい。ただ飲んでしまうにはもったいないと、ついしまっておきがちですが、注意したいのは保管方法です。ウイスキーやブランデーはともかく、デリケートなワインやシャンパンについては相応の注意を払いましょう。
これらは、ワインセラーや冷蔵庫などの冷暗所でボトルを横にして保管しておくべきもの。保管方法次第で味も大きく変わってしまいますから、買取価格も上下します。大切にしていたことが査定担当者に伝わるならば、高価買取もねらえます。
また、MHDの製品の多くは豪華なパッケージに収められています。中のボトルが肝心とはいえパッケージも大切な商品の一部です。見た目が良いものの方が買取価格のアップが見込めますから、買取を考えるならば大切に扱ってください。