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森 伊蔵、お酒を普段からよく飲む好きな人はもちろん、お酒を普段あまり飲まない人でもこの焼酎の名前を聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。幻の焼酎として知られる森 伊蔵は3Mと呼ばれる焼酎の1つで、鹿児島県垂水市に本拠を置く酒造メーカーの森伊蔵酒造が製造販売を行っています。
森 伊蔵の特徴は、地元鹿児島の契約農家による有機栽培のサツマイモを原料として、かめつぼ仕込みという初代から続く伝統的な製法を守り作られているということです。芋焼酎特有の芋臭さは除去しながらも甘みのあるまろやかな味わいは国内の焼酎ファンだけではなく世界的にもファンが多いお酒です。
森 伊蔵がプレミアム焼酎と呼ばれる所以は、その困難な入手方法にあります。全国で65店しかない特約店か毎月の電話抽選、一部航空会社のファーストクラス乗客など限られた人しか購入する事ができないのです。
正規の販売ルートにおける店頭価格は1800mlで税込み2808円ですが、10倍以上の価格でやり取りされることも珍しくありません。
森 伊蔵の歴史ですが、製造している森伊蔵酒造は明治18年に創業された酒蔵で今現在も続く「かめ壺仕込み」という造り方で焼酎造りをするのが特徴でした。酒蔵の大きさは約150坪と小さめで、創業当時から今に至るまで木造の蔵を維持し続けています。
森伊蔵酒造は創業当時からそこそこ繁盛していたのですが、四代目森伊蔵氏が事業を継いだころになると経営は苦しくなっていました。経営再建のために蔵と伝統の技を守りながら少しでも良い焼酎を作ろうと大量生産に走らず原材料から瓶に至るまで一から見つめ直したのです。創意工夫を重ねた結果、1998年に「森 伊蔵」が誕生しました。森 伊蔵と名付けたのは五代目で、先代に敬意を表したためにこの名前となったのです。
木造蔵にある酵母を活かした森 伊蔵は、販売当初から好評で口コミでその噂はどんどん広がっていきました。それでも生産量は増やさずにクオリティを維持し続けたことで今日においてのプレミアム焼酎としての地位を確立したのです。
不要な森 伊蔵を高く売るコツは、ボトルに汚れやキズなどがない綺麗な状態であるということや箱などの付属品も揃っているかどうかです。状態が悪いと査定額が下がる可能性もありますし、お酒というのは保管環境が悪いと外見だけでなく中のお酒自体も劣化してしまいます。森 伊蔵は劣化を出来る限り防ぐために茶色の瓶を使用するなどしていますが、出来るだけ早めに売りに出した方が高額査定の確率が高まります。
また、同じ状態であっても査定額が上下することがあります。これは、店舗における在庫量によって左右されるものです。森 伊蔵の在庫が多数あれば査定額は低くなりやすいですし、在庫が少なければ高くなります。したがって、事前にどれくらいで売れるのか電話で問い合わせておいた方が確実です。