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宮城峡はニッカウヰスキーが製造、アサヒビールが製造するシングルモルトウイスキーです。それまで販売されていたシングルモルト仙台に代わる形で2003年、シングルモルト宮城峡がリリースされました。
アルコール度数は45%で、胴体部分に丸い膨らみがあるバルジ型のポットスチルを使用して蒸気間接蒸溜によって製造されています。蒸気間接蒸溜というのは、スチームを用いてじっくりと130度ほどで蒸溜する方法です。また、カフェ式連続式蒸溜器を使用し、原料本来の香りや甘みを引き出していることも宮城峡の特徴の一つです。
また、使用している水は日本国内でウイスキー作りに使用されている水の中でも硬度が低く、香り豊かで口当たりの良いものに仕上げています。原料のモルトは2004年にザ・スコッチ・ウイスキー・ソサエティーに認定されたものなのでその品質は確かだと言えるでしょう。
2003年にリリースされた宮城峡は数多くの品評会で賞を受賞している日本を代表するウイスキーの高級ブランドとして知られています。インターナショナル・スピリッツ・チャレンジを受賞したことがあるのはシングルモルト宮城峡15年、シングルモルト宮城峡12年、シングルモルト宮城峡10年、シングルモルト宮城峡、シングルモルト宮城峡 1998、シングルモルト宮城峡 500mlで、そのうち、2014年にはシングルモルト宮城峡12年が、2013年にはシングルモルト宮城峡が金賞を受賞しています。
2017年現在販売されているシングルモルト宮城峡はノンエイジのみです。15年、12年、10年は2015年で販売を終了しました。また、この他にも一つの樽から取り出してボトリングしたシングルボトル宮城峡も存在していました。蒸溜所限定販売など、限られた場所でのみ販売されていたので希少性が非常に高くなっています。なお、こちらも現在は販売が終了しています。
宮城峡は現行販売している種類が一つのみなので、既に販売が終了してしまったものが狙い目でしょう。特に高価での買い取りが期待できるのはシングルモルト宮城峡ヴィンテージです。年数によってラベルの色と記載されている年号が異なるので、そこが判断の目安となります。
また、アルコール度数が通常のものより高いことも高額買い取りが期待できる目安の一つです。この他にも宮城峡には数量限定ゆえに希少性の高いものが多いです。いずれも木箱や冊子などの付属品の有無により価格が変動してしまうので注意しましょう。