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十四代とは、山形県村山市に蔵を構える高木酒造が造る乙焼酎です。
十四代シリーズは、プレミア日本酒で有名になりました。焼酎は「十四代 秘蔵 乙焼酎」と「十四代 秘蔵 乙焼酎 隼」、「十四代 秘蔵 純米焼酎」 の3種類が造られています。
日本酒と同じ米を原料に、単式蒸留器で減圧蒸留し、熟成されました。雪深い土地だからこそ、もろみの発酵が程よく進み、美味しい酒ができるのです。
高木酒造の創業は1615年、400年以上の歴史を積んできた蔵元です。「十四代」というネーミングは、昔の古酒に由来します。数字は特許申請が通らないのですが、なぜか十四代の名前だけは通ったといいます。ラベルの文字を書いたのは、書家の岩崎潮風氏です。
十四代は25メートル地下から湧く天然水を用いていますが、これは標高1462メートルの葉山山系から長い月日をかけて滲み出してきた清水です。そして、米は純米酒造りに適する山田錦が使用されています。
十四代シリーズは、十五代目の辰五郎氏が就任してから造られました。「最初から最後まで決して手を抜かないこと」「酵母と対話できるようになれば一人前」と、日々真剣に米や酵母と向き合いながら精進している様子です。発酵の途中にアミノ酸が生成されるのですが、辰五郎氏はこの量をコントロールするのに長けています。もちろん努力無しには得られない技術でしょうが、生まれもってのセンスも貢献しているのかもしれません。
十四代(焼酎)は賞味期限がないので、特別急いで売却するようなお酒ではありません。しかし、ラベルの色褪せや剥がれなどがある場合は外観の劣化が進むため、早めの売却が賢明です。売却の際は、ホコリなどを取り除いてきれいにしてから出すといいでしょう。
十四代(焼酎)でプレミア価格が付いているのは、現存数の少ない「十四代 秘蔵 純米焼酎」です。また、「十四代 秘蔵 乙焼酎」と「十四代 秘蔵 乙焼酎 隼」も、旧ラベルの商品はプレミアが付いていることがあります。箱入りのものはプラスアルファの値段が付くことが多いので、必ず箱のままお持ちください。
そうはいっても、在庫状況によって買取価格は変動します。事前に電話で確認すると安心です。