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「ピーティー」と表現されるスモーキーでな香りで、ウイスキー通の中でも好き嫌いがはっきりわかれるアイラ・スコッチ。その中でもラフロイグは、薬品にも近い強烈なヨードのような香りが特徴で、「アイラ・モルトの王」とも称され、世界的な人気の高い銘柄です。
まず、口に含むと鮮烈な「ピーティー」な香りが鼻の奥まで広がってきますが、その次の瞬間は磯の香りやバニラのような甘い香りも感じることができ、奥が深いテイストを味会うことができるウイスキーです。ラフロイグファンの中には、「ピーティー」な香りをより一層楽しめるように、あえて少量加水して飲まれる方もいます。
ラフロイグはジョンストン兄弟が1815年に創業した蒸留所の所在地から名前を付けられました。もともとジョンストン兄弟は家畜業を営んでおり、家畜のえさとして栽培していた大麦を使い、ウイスキーの蒸留を行っていました。その後、蒸留所の経営権は何人かの手に渡りましたが、1950~60年代にベッシー・ウィリアムスがスコッチ史上初の女性の蒸留所所長として、現在のラフロイグの製造法が確立しました。
それから50年間も各国の世界的な酒造メーカーに経営権がわたっていきましたが、2011年に「ジンビーム」で有名なビーム社が経営権を持つようになり、2014年にそのビーム社をサントリーが買収することでビームサントリーの所有となりました。ビームサントリーが持つ銘柄の一つとなったことで、日本でもサントリーが積極的にマーケティングを行い、酒販店での店頭での露出も増えました。そのため、アイラ・スコッチの中でも親しみやすいブランドとして確立しています。
ラフロイグ(ウイスキー)を高く売るコツは、ずばり「見た目の状態が良いこと」です。アルコール度数の高いお酒であるウイスキーは、未開封の状態で屋内で保管してあれば、腐ったり、揮発したりすることはまずありえません。したがって、状態が良さとは見た目の状態の良さを指します。
見た目で重要なのは、箱やラベルが購入時に近い状態で保存されていることです。ウイスキーはコレクターズアイテムでもあるので、購入した方のリビングや書斎などに飾るのに箱やラベルが破れていたり、汚れがついていると、コレクションとしての価値が下がってしまいます。
また、実際に売りに出すときは、ティッシュか柔らかい布で乾拭きして、汚れやほこりを丁寧に取り除いてあげることで、買い取り価格をより一層アップできる可能性があります。