シャトー・ペトリュスのお酒買取

高額ワインの代名詞「ボルドー五大シャトー」よりも、さらに高く評価されているワインが「シャトー・ペトリュス（Chateau Petrus）」。五大シャトーが点在するメドック地区の東、ポムロール地区に立地するシャトー・ペトリュスは元はグラン・クリュの格付けからも外れた、無名の存在でした。

そんなシャトー・ペトリュスが、現在の評価を勝ち得たのは「量より質」を志向したから。高品質なブドウを生産するために摘果・摘葉をおこなうなど、原料の収穫量を減らしてでも優れたワインを追求したのです。お影でシャトー・ペトリュスの生産量は極端に少なく、年間に3.5万本ほど。五大シャトーを代表するシャトー・マルゴーが35万本ですから、その希少さがわかるもの。生産量の少なさも、高値となっている理由です。

また立地しているポムロール地区の土壌が、ボルドーワインに用いられるメルロー種のブドウの栽培に向いていたということも忘れてはなりません。優れた土壌で育ち、選び抜かれたブドウから造られるワイン。シャトー・ペトリュスが人気となるのも当然でしょう。

シャトー・ペトリュスの名前が文献に登場するのは1837年、それ以前からワインの生産はおこなわれていたようですが、よくある無名なシャトーの一つでしかありませんでした。そんなシャトー・ペトリュスの名声が高まったのは、19世紀に開催されたパリの万国博覧会。シャトー・ペトリュスは金賞を獲得し、メドック地区2級に準ずる評価を得るようになりました。

シャトー・ペトリュスの名声をさらに高めたのが、1925年から経営に参画したマダム・ルーバ。後に単独オーナーとなった彼女が、品質の向上と売り込みに尽力した結果、ケネディ家やロックフェラー家といった名門にも愛されるようになり、現在の地位を獲得したのです。マダム・ルーバが死去した1961年以降も、シャトー・ペトリュスの名声は不動のものとなりました。

非常に希少で高価なシャトー・ペトリュスを高く買取してもらうのに、一番大切なことはショップ選びです。目減りしていないか、変色はないか、ボトルやラベルの状態はどうか。様々なポイントを見極めることはもちろん、ワインの査定には製造年から当たり年かどうの判断が必要、シャトー・ペトリュスを正当に評価するには、ワインに対する深い知識が必要なのです。

私たちは、今までに数々のヴィンテージワインを査定・買取した実績をもっています。それだけに、大切なシャトー・ペトリュスも安心しておまかせいただけるもの。他のショップと買取価格の比較も歓迎しております。またシャトー・ペトリュスだけでなく他の有名銘柄もあわせての査定ならば、さらに高価買取をお約束。大量の査定・買取依頼ならば、出張でもうけたまわりますので、一度お問合せください。