ワインにはさまざまな種類があります。
今回はそんななかから、「ロゼワイン」を取り上げます。
美しいピンク色を持つ「ロゼワイン」
ロゼワインは、非常に美しいピンク色を持っています。「ロゼ」は、「rosé」と記され、「バラ、バラ色」の意味を持っています。
その美しい外見からファンも多く、パーティーの席などでも好んで使われます。
ロゼワインを作るときには、黒ブドウが使われるのが一般的です。黒ブドウは赤ワイン用のブドウであり、これを発酵させていきます。ただ、発酵段階の途中で果皮を取り除くという工程が挟まれます。
また、赤ワインと白ワインを混ぜて色付けをする方法なども使われます。それ以外にもさまざまな醸造方法があり、これはそれぞれの土地と密接にかかわっています。
ロゼワインは赤ワインと白ワインの中間の特性を持ちながらも、独特の香りや味わいを持ちます。このため、ソムリエのなかには、「ロゼワインは1本ですべての料理をカバーできる至高のもの」と評する人もいます。
ロゼワインの味の特徴と方向性
「ロゼワイン」はとてもかわいらしい外見を持っています。その色合いから、「甘いお酒なのだろう」と考えられがちですが、実はロゼワイン=甘口、という考え方は間違っています。
ロゼワインのなかにはたしかに甘口のものもあるのですが、きりっとした辛口のものも多く、苦みをまとうものもあります。ブドウの果実がどこまで熟していたかによって味わいが大きく変わりますし、酸味もワインによって異なります。
ただ、ロゼワインは比較的低温で扱うのが望ましいお酒だとされています。7度~14度程度が適温ですから、冷蔵庫から出してから30分程度を目安にして飲み始めると良いでしょう(この状況だと、ワインは8度~10度程度になっています)。
ロゼワインはボトルデザインもかわいいものが多く、ハートマークをあしらったものなどがたくさん出ています。ボトルデザインで選ぶのもよいですね!
参考