マックスのピンネイラHA-50P3(D)(G)は柔らかい部材を傷つけずにピンネイルをしっかり打ち込むことができる電動工具

マックスの電動工具ピンネイラHA-50P3(D)(G)はさまざまな場所や部材に応じて使い分けられる

 

マックスのピンネイラHA-50P3(D)(G)は、フロアの内装や家具木工などの仕上げのさいに、ピンネイルを打ち込むための電動工具です。

通常の状態では、4.0mmまでの溝幅、あるいは壁の隅から1.5mmの位置にピンネイルを打ち込むことができます。

マックスのピンネイラHA-50P3(D)(G)は、これに2種類のコンタクトトップを装着することで、より場所や部材に合わせた作業を行うことができるようになります。

スリムな「溝打用コンタクトトップ」は、溝のなかなどにピンネイルを打ち込むさいに用います。縦向きでも横向きでも使用できるので、床や壁近くの溝などにもしっかり打ち込むことができます。対応幅は、溝の深さが2mmのとき、縦向きで4.5mm、横向きで6.0mmとなっています。また、壁の隅などにも、2.5mmまでの位置にピンネイルを打ち込むことができます。

一方、杉などの柔らかい部材に用いるのが「平打用コンタクトトップ」です。先端が広く平らになっているので、安定した形で優しく打ち込むことができるようになります。ピンネイルの先端が押し付けられないため、部材に跡が残らない仕上がりとなります。

このコンタクトトップ以外にも、マックスのHA-50P3(D)(G)では「ピンネイルの押しかた選べる機構」が用意されています。

出荷時に設定されている「押さないモード」では、ピンネイラの先端を押し付けずに使用します。部材に軽く当てた状態でトリガを引けば、そのまま部材にダメージをあたえずに正確にピンネイルを打ち込むことができます。

一方、硬めの部材などには、通常のピンネイラと同じように少し押し当ててトリガを引く「チョイ押しモード」を使用します。切り替えはレバーでワンタッチなので、その場で簡単に変更することができます。HA-50P3(D)(G)は50mmのピンネイルまで打ち込めるので、厚い巾木や回り縁、石膏ボード2枚張りといった部材でも問題ありません。もちろん、このモードでもコンタクトアームがクッションとなり、部材を電動工具の直接的な衝撃から守ってくれます。

このように、マックスのピンネイラHA-50P3(D)(G)は、さまざまな部材や場所に対応できる電動工具となっています。

 

マックスの電動工具ピンネイラHA-50P3(D)(G)は先端射出のエアダスタで仕上がりがきれいになる

 

マックスの電動工具ピンネイラHA-50P3(D)(G)には、エアダスタが搭載されています。これを利用して、部材に溜まったホコリやゴミなどをきれいに取り除くことができます。

特に、巾木施工時の壁際や角、あるいは窓施工時の窓の桟やサッシの溝などには汚れが残りやすくなります。そのような場所を仕上げるさいに、この機能が大いに役立ってくれます。

ダストボタンはトリガのすぐ脇にあり、ピンネイラの打ち付けをしながらでもスムーズに射出することができます。また、エア射出口は先端にあるため、高い位置や見えにくい位置でも狙いを定めやすくなっています。

エアダスタは切替バルブによって、釘打機とは別の経路を通ってエアが射出される機構となっています。そのため、つねにコンプレッサからは新鮮なエアが供給され、よりきれいな仕上がりを実現することができます。

このほかにも、シリンダキャッププロテクタを取り付けてクロスや部材を傷つけないようにするなど、きれいに仕上げるための徹底した設計が、マックスのHA-50P3(D)(G)にはほどこされています。

それと同時に、作業者にとっても使いやすい電動工具となっているのもこのピンネイラの特長です。

そのひとつが、幅可変ロングフックです。フックが長いため、腰にかけたまま移動してもなかなか落ちることがありません。また、フックを大きく横に引き出すことで、必要ないときにはピンネイラを脚立などに引っ掛けておくこともできます。フックはいったん外して、本体の右側に取り付けて左利き用にすることもできます。

また、マックスHA-50P3(D)(G)の本体にはコンタクトトップマガジン収納があり、2種類のコンタクトをしまっておくことができます。紛失しにくくなるだけではなく、作業中でも手を休めずに、部材や場所に合わせてスムーズにコンタクトトップを交換することができるようになります。

ほかにも、コンタクトアーム→トリガーの順に作動させないと射出しない「メカニカル安全装置」や、マガジン内のピンネイルが少なくなると作動しなくなる「空打防止機構」など、安全面でも十分な配慮がなされた電動工具となっています。