こんにちは。お酒の高価買取専門店、みっけの星野です。今日から令和元年! そういえばあの頃…お土産や貰い物は海外のお酒が定番だったのはどうして?
なぜ昭和のころには、洋酒をおみやげにしたのか?
昭和の時代、輸入ウイスキーやブランデーは高価なものでした。1ドル=360円の固定相場でしたし、日本の物価も安かったので、1950年代には輸入ウイスキーの定番「ジョニ黒」が、大卒初任給の実に2カ月分に相当していたといいますね。その後、為替は変動相場に移行しましたが、洋酒が高級品というイメージは崩れませんでしたし、まだまだ高額なものでした。それは関税と従価税がかかっていたから、現在とは税制が違ったのですね。
しかし免税店で購入すれば、高額な税がかかりませんから、比較的安い値段で購入できました。だから昭和のころには、海外旅行のお土産が洋酒だったのです。またお中元やお歳暮にも洋酒は高い需要があったもの。今となっては、それほど高価でもない洋酒が立派な箱に詰められて、進物として用いられていました。
しかし、高級なイメージが強い洋酒です。いただいたけどもったいなくて飲めないと、貯め込まれていくことになったのです。
1909年に12年物として発売されて以来、世界で最も売れているスコッチウイスキー
『ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年』
洋酒を贈り物にした、もう一つの理由
昭和の時代、洋酒が贈り物に使われていた理由はもう一つあります。それは、経年劣化しないこと。何しろウイスキーやブランデーのアルコール濃度は40%前後で消毒液のようなものですから、腐ったり劣化する心配がほとんどありません。150年以上前のウイスキーや250年以上前のブランデーがオークションに出品され、高値で落札された記録もあるほどです。現在販売されている洋酒のボトルにも賞味期限はもうけられていませんので、好きなときに飲んでもらえばいいですから、贈り物に向いているのです。
もらった方も、洋酒が保存性が高いことは知っています。すぐには飲む必要がないということで、ついつい貯め込んでしまいます。家をリフォームするとか、お年寄りが亡くなったという機会に大量に洋酒が発見されて困ってしまうのは、こういう訳なのです。
うっかり出てきた古いお酒…どうやって処分しようかな?
大量の洋酒なら、出張買取のご依頼を
捨てるにしても手間だし、飲むにしても量がありすぎる、そして洋酒は好みではない。そんな場合に、相談していただきたいのが当店です。洋酒は日本だけでなく、中国などの新興国で大人気となっています。例えばビンの口がスクリューキャップではなく「ティンキャップ」と呼ばれるもので閉じられているタイプ。また、ウイスキーならラベルに「Single Malt(シングルモルト)」と記入されているものや、ブランデーなら「Cognac(コニャック)」と記入されているものならば、高価買取が期待できるかもしれません。大量に買取を依頼したいという場合は、ご自宅まで出向いての出張もおこなっています。
シングルモルトと記入されたラベルの例
コニャックのブランデーボトルの例
また、さらに高価買取を狙うならば、パッケージやボトルの状態も重要です。ホコリや汚れはなるべく落としてからの査定依頼ををおすすめします。ボトルの手入れには、固くしぼった雑巾を使うのがよいでしょう。ただ、あまりしつこくラベルなどをこすっていると、状態が劣化してしまい、査定価格が下がってしまうこともありますからご注意ください。
お酒の買取でお困りのことがございましたら、なんでもお気軽にご相談ください♪
お酒の高価買取専門店 みっけ
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