【格付けもワイン選びの一つの目安】
ワインの品質を保つために法律で取り決めがある
ワイン生産国の多くは、ワインの品質や個性を保つためにワイン法という法律を作っている。特にヨーロッパの国々では、EUのワイン法にのっとって格付けを指定しておりワイン造りができる生産地域、品種、栽培方法、熟成方法、熟成条件などが細かく取り決められている。
ワインの品質を保つために作られた格付けだが、これによって逆に斬新なワインが生まれにくいデメリットも。一方、ニューワールドのワイン法には、分類はあるものの格付けにはない分、新しいタイプのワインが生まれやすい面もある。格付けワインは、名前が知られているものも多く、味が想像しやすいのがメリット。一方で飲んでみないと味がわからない、格付け外ワインを探すのも楽しい。
*枻出版 ワインの基本 P28・P29 引用
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