自転車に乗った後の筋肉痛はどうしたらいい?

ロードバイクなどで長距離を走ったり、勾配のきつい登り坂でヒルクライムをしたときなどの翌日に筋肉痛が起きることってよくありますよね。
今回は自転車に乗った後に筋肉痛が起きたらどのようにして対処すればいいのかについて解説していきます。

自転車に乗った後に筋肉痛になる部分

ロードバイクに乗っているとペダルを回す足の筋肉を主に使うと思う方が多いかと思いますが、ロードバイクでは全身の筋肉を使用します。
ペダルを回す足の筋肉はもちろん、前傾姿勢を支えるための腕の筋肉や腹筋、背筋はもちろん、顔を上に向けた状態を長く続けるので首の筋肉もよく使います。

こう考えるとロードバイクは全身運動であることがよくわかると思います。

自転車に乗った後に起きる筋肉痛はどうすればいい?

筋肉痛が起きた時の対処法は「食べる」「休む」の2つだけです。
そもそも筋肉痛は負荷のかかって損傷した筋肉が回復する際に生じる痛みのことです。
そのため筋肉痛が起きているときは体が回復している最中ということでもあるので、基本的な対処法としては栄養のある食事を摂り、睡眠をしっかりとって休むことが最大の対処法です。
食事に関しては筋肉の作るために必要なタンパク質を積極的に摂取するといいでしょう。

慣れてくれば筋肉痛も起きなくなる

筋肉の性質として通常よりも大きな負荷がかかって損傷した場合に、回復時により大きな負荷が来ても耐えられるように肥大すると言われています。
筋トレなどで筋肉が肥大するメカニズムには「トレーニング」→「損傷」→「回復」→「肥大」という流れがあります。
筋肉がより大きな負荷に耐えられるようになれば、同じ距離を走っても筋肉痛が起きにくくなります。
そのため、最初のうちは自転車で走った後、筋肉痛で辛いかもしれませんが、慣れてくればなくなっていきます。


ロードバイクは見た目以上に全身の筋肉を使うので、最初のうちは身体中が筋肉痛でつらいかもしれません。筋肉痛が起きた時は「食事」と「休養」でしっかりと回復してください。
筋肉がより大きな負荷に耐えられるようになれば同じ距離を走っても筋肉痛が起きにくくなるので、何度も走って慣れていきましょう。