マックスの電動工具HV-R51G1は準耐火仕様のDTSNねじ最大サイズの51mmまで幅広く対応した釘打ち機（ビス打ち機）

マックスの釘打ち機（ビス打ち機）HV-R51G1はDTSNねじをきれいに速く打ち込むことができる電動工具

マックスの電動工具HV-R51G1は、石膏ボード用の釘打ち機（ビス打ち機）です。

マックスではこれまでにも、準耐火仕様のDTSNねじに対応した電動工具のターボドライバシリーズを販売してきました。HV-R51G1はそのなかでも、もっとも長い51mmのDTSNねじに対応した釘打ち機（ビス打ち機）です。

DTSNねじは、おもに耐震補強や省令準耐火構造住宅などで、石膏ボードと下地の緊結に用いられています。住宅の安全性に対する関心が高まるなかで、これに対応したターボドライバの活躍の場は近年ますます広がっています。

DTSNねじは、通常のねじより頭部が大きく、ねじ部も太くなっています。それをしっかりきれいに打ち込んでいくための機能が、マックスのHV-R51G1にはさまざまにそなわっています。

たとえば、HV-R51G1では打ち込みのパワーを「弱（木下地）」と「強（薄鋼板下地）」に簡単にレバーで切り替えることができます。部材に合わせたパワーを選択しておくことで、ドライバがずれるカムアウトなどのトラブルが起こりにくくなります。

特に使用する場面の多いDTSNねじでは、「弱（木下地）」を選択するのが向いていますよ

一方、ほかにも釘打ち機（ビス打ち機）で起こりやすいミスに、ねじの打ち込みすぎによる部材への食い込みがあります。HV-R51G1では、コンタクトアームをロックすることで、ねじをある程度浮かせた状態で止めることができます。その後、確実に打ち込んでいけば、そのようなミスを防ぐことができます。

また、DTSNねじの打ち込みはひとつひとつに時間がかかり、とても疲労しやすい作業でもあります。重たい電動工具をかかえつづけていると作業効率も悪くなり、ミスが起こりやすくなってしまいます。

それをふせぐためにマックスでは、HV-R51G1のエアモータ管路径を拡大して、パフォーマンスを最大限にアップしています。従来のターボドライバシリーズとくらべても、より短い時間で作業を終えることを実現しています。

マックスの釘打ち機（ビス打ち機）HV-R51G1でも、これまでのターボドライバシリーズに搭載されていたマックス独自の機能を使用することができます。

なかでも作業効率を高めてくれるのが、連単トリガ機構です。HV-R51G1では、ひとつひとつ確実にねじを打ち込みたいときには「単発打ち」、作業を速く進めたいときには「連続打ち」というように、打ち込み方の種類を選ぶことができます。

しかも、この切り替えにはレバーやスイッチなどの操作は必要ありません。

単発打ちを行うときは、通常のように電動工具の先端を部材に当て、それからトリガを引いて打ち込みます。一方、連続打ちではあらかじめトリガを引いておくことで、部材に当てるだけで次から次へねじを打ち込んでいくことができます。

とてもスムーズに切り替えられるので、作業がとどこおることもありません。

特に、ひとつずつ確実に打ち込んでいきたいDTSNねじでは、単発打ちを使うことをおすすめします。

また、釘打ち機（ビス打ち機）の作業で難しいのが角に打ち込む隅打ちです。マックスのHV-R51G1は機体がスリムで、コンタクトトップの形状も隅打ちしやすいように設計されています。

それにくわえ、さらに便利となるのがワンタッチアジャスタの機能です。

通常の平打ち設定では隅角部から12mmの位置までにしか打ち込むことができません。だからといって斜めに打ち込もうとすると、今度はネジ頭が浮いてしまいます。

しかし、ワンタッチアジャスタで斜め打ち設定に切り替えれば、ねじ頭をボードより少しだけ深く打ち込んで表面をきれいに仕上げることができます。また、電動工具の先端に垂直ガイドが付いているので、ねじも転びにくくなっています。

この機能によって、隅角部でも8mmの位置までにねじを打ち込むことができるようになります。

ほかにも、HV-R51G1では、ねじの残量が6本以下になると「ねじ残量お知らせLEDランプ」が点滅して知らせてくれる機能があります。

たとえば天井の施工時などはボードを支えておく必要があるので、ねじ切れをあらかじめ知っておくととても役立ちますよ。

ねじを装填するときも「マガジン開閉方式」によって、電動工具のドア側とマガジンキャップ側のどちら側からでも閉じることができるように工夫されています。

LEDランプはそれ以外にも、釘打ち機（ビス打ち機）の作動回数が一定に達すると、メンテナンスやオーバーホールのタイミングを速い点滅で知らせてくれます。