マックスの電動工具コンプレッサーAK-HL9500Eの特徴は？
現場作業では電動工具のコンプレッサーを多用するため、安心して使用出来るものが人気です。
高性能なものを選べば間違いないですが、そこまで性能を必要としていない現場も少なくないでしょう。
そんな現場で利用するのに便利なのが、マックス電動工具のコンプレッサーAK-HL9500Eです。
このマックスコンプレッサーAK-HL9500Eは高性能ではありませんが、機能をシンプルにすることで価格を抑え、なおかつ使いやすくしたモデルです。
特に重宝するのが内装・造作・リフォーム・板金・型枠施工といった作業で、マックスコンプレッサーAK-HL9500Eは大きな助けとなるでしょう。コンプレッサーAK-HL9500Eはいわゆるエコノミークラスのモデルであり、日常的に作業で使用する際に最適な電動工具です。
コンプレッサーは使うけれど、それほどエア用量が必要ない、一度に複数の人数で使用しない現場においては、AK-HL9500Eは利便性が高く持ち運びもし易い相棒となります。重さはコンプレッサーとしては相当軽い15キロしかありませんので、一人で持ち運び作業する場合でも労力を必要としません。この軽さは機能を絞り込むことで可能になっていますので、シンプルにすることは決して悪いことではないと言えるでしょう。
基本性能としては常圧と高圧両方を使用出来るため、現場の状況に応じて2つの圧を使い分けることが出来ます。タンク容量は10リットルとなっており、内装やリフォームなどであれば十分すぎるほどの容量でしょう。大きな現場においてもサブ機として使用することも出来ますし、高所作業であっても軽いので持ち運んで使用することも出来ます。
本体の大きさは363×309×572(mm)と非常にコンパクトにまとめられていますので、この点も利便性の高さに繋がっているポイントです。全体的にそつなくまとめられたデザインですので、現場で邪魔になることもないでしょう。
マックス電動工具コンプレッサーAK-HL9500Eの更なる特徴とは？
マックスの電動工具コンプレッサーAK-HL9500Eは単にシンプルなだけではありません。
シンプルながらも基本性能を充実させており、現場で使用する際にも不満を感じることはないでしょう。
マックス電動工具のコンプレッサーAK-HL9500Eは基本設計はAK-1250Eの機構を踏襲していますが、そこから更なる改良を行うことで静音性を高めています。コンプレッサーの心臓部であるピストン部を、今までのモデルより約50g軽量化することで圧縮機の振動を低減しました。
さらにモータフローティング機構を採用したことで更なる音の軽減を実現しています。このモータフローティング機構とは、モータとタンクを中空状のゴムで浮かせる構造のことで、これにより、モータの振動の伝播を抑えることに成功しました。宙に浮いているので振動が伝わりにくいわけです。使用時のトラブルを未然に防ぐための、各種お知らせ機能も充実しています。
使用時の使い過ぎを防ぐオーバーヒートLEDを搭載し、モータや制御回路の状態を下せてくれます。
もし使用中に異常高温になった場合には、本体のLEDとブザー音で知らせてくれるので安心です。
電圧異常LEDも搭載しており、電圧が低すぎたり高すぎる場合には本体のLEDとブザー音で注意喚起してくれる仕組みです。運転中の異常に関しても、運転異常LEDによりモータや制御回路の異常を素早く知らせます。長期間使用していると消耗部品の交換が必要になりますが、これも点検LEDにより知らせてくれ安心です。
消耗部品の交換は忘れがちですが、800時間で点検ランプが点灯し部品交換をうながしてくれます。
さらに消耗部品自体の耐久性も高めており、長期使用に耐えれるようになりました。
全体的にコンパクトで必要機能のみに絞られていますが、使い勝手がよく非常に便利なコンプレッサーです。停電時の自動復帰モードもありますので、マックスのAK-HL9500Eは細かいところに気配りが出来た電動工具だと言えるでしょう。
