鉄筋カッター、これぞプロのツール
DIYは楽しいものという考え方が広まるにつれ、ホームセンターは売り場を拡大、家庭用の電動工具の販拡に努めています。
しかし、そんな売り場で見かけない、プロ用に特化した電動工具は数々あるもの。例えば鉄筋カッターもその一つです。
鉄筋を適当な長さにカットする、そんな場面で活躍するのが鉄筋カッター。数本の鉄筋をカットするならば、家庭用のグラインダーでも事足りるでしょう。しかし、そうはいかないのがプロが活躍する現場。数100本という数の鉄筋を短時間で切らなければなりません。
そこで、鉄筋カッターの出番、種類は大きく分けて2つ。
1つ目は電動で油圧をかけて、鉄筋をねじ切るブロック刃タイプ。2つ目は高速で丸刃を回転させて切る、チップソータイプ。
ブロック刃タイプの鉄筋カッターは、動かせる状態の鉄筋を決められた長さに切断する際に、チップソータイプの場合は、コンクリートなどから突き出ている動かせない鉄筋を適当な長さに切断する際に利用します。
チップソータイプの鉄筋カッターは壁のツラに合わせて、鉄筋を短くすることもできますから、ツライチカッターと呼ばれたりもするのです。
あまり耳なじみのないメーカーでも高評価
鉄筋カッターは、プロユースの電動工具だからでしょうか? 現場でよく聞くのは、あまり耳なじみがないメーカー名。
例えば、ダイヤモンドブランドを展開するIKKは鉄筋加工に特化したメーカー。ブロック刃・チップソー両タイプの鉄筋カッターだけでなく、鉄筋を曲げるベンダーや加工機など、その世界では非常にメジャーなメーカー。同様の成り立ちをしているメーカーとして、他にはオグラも有名です。
他には電動工具の超有名メーカー、マキタや日立工機なども鉄筋カッターを手がけているもの。これらのメーカーが人気の理由は、営業拠点が多くメンテナンスの不安が少ない点や、コードレス機ならばバッテリーの互換性を重要視するためです。
どこのメーカー製にせよ、非常にタフな作業を強いられる鉄筋カッターは、鉄筋の職人さんにとってなくてはならない電動工具。これがないと仕事にならないレベルの重要なツールなのです。
鉄筋カッターだけでなく消耗品も、ご期待下さい!!
鉄筋職人の必須アイテム、鉄筋カッター。非常に高価な電動工具ですが、手頃な価格で売っているならば予備機に1つ。そんな連想が働くのでしょう、中古市場では人気の品です。
ブロック刃・チップソー両タイプの鉄筋カッターには、それぞれ電源コードを必要とするものと充電式のものが販売されており、コードレスタイプの方が高価なもの。
ですから買取の場面でもコードレスタイプの方が高値の傾向があります。
また鉄筋カッターの命といえば、鉄筋を断ち切る刃の部分。消耗品ながら高価なこれらのパーツにももちろん値段が付くものです。本体の買取を検討しているならば、忘れずに消耗品や付属品も一緒に査定に出してください。より一層の高価買取をお約束します。