こんにちは。今回は便利な電動工具「丸ノコ」についてご紹介します。
丸いノコ刃を回転させて木材の切断を行う電動工具
日頃からDIYに関心のある方であれば、おそらく「丸ノコ」を使用してみたいと思う方もいらっしゃるかと思います。
丸ノコは基本的には直線の切断をスピーディに切断する電動工具ですが、材料を押さえつけるベースの角度を調整すれば、傾斜切りも可能になります。
さらに、丸ノコに取り付けられるノコ刃の種類を替えることで、木材以外に金属やコンクリートの切断にも活用できるのです。
ひとつあれば、工作や修理の幅が大きくなります!でも・・・
このように、丸ノコはハイペースで切り進むことができ、切り口をきれいな平面に仕上げることができ、電動工具の中でもとくに優れた切断能力です。
しかし、その一方でちょっとした油断や間違った使い方をすれば、それが大ケガにもつながるなど、かなり危険性の高い物でもあるのです。
実際に現場で使用をしていて何度かヒヤッとした経験もあるので今回はそういった危険現象を説明いたします!
そのため、正しい使用方法で安全に使用できるようにするのが一番です。
使用する上でもっとも危険な現象がキックバックです。
丸ノコ使用時に危険現象キックバックについて
キックバックが起こる原因はいくつかありますが、簡単に言うとノコギリの歯の部分が木材に挟まってしまい、その結果歯の回転に負担がかかり、丸ノコ自体が暴れまわってしまい、その反動で木材が跳ね返ってしまう現象です。
キックバックが起きてしまったときに反射的に手を離したり、材料を押さえようとするほうが危ないのです。
反動で丸ノコが体に当たってしまったり、指を巻き込んでしまったり、ものすごい勢いではじき飛ばされた木材が顔に当たってしまうこともあるのです。
その勢いは、人の身体を貫通するほどの威力ともいわれています。
キックバックを防ぐ為には
まっすぐ切る
刃が斜めに向いて進んでいくと、キックバックが起こります。
その為、キックバックを防ぎたい場合は丸ノコの基本にそってまっすぐ切りましょう。
定規やガイドを使うことで進行方向を曲がらないように補助することもできます。
丸ノコをしっかり持つ
キックバックが起きてしまったとき、丸ノコをしっかり持っていれば意外と踏ん張れるとのこと。
適切な高さで作業する
自分の作業しやすい高さで使用する事、良い条件で切ることを心がけます。
もちろん無理な体制も避けましょう。
丸ノコの真後ろに立たない
根本的に真後ろに立ってはいけません。
真後ろに足が来ないように注意しましょう。
一歩間違えると大事故や大ケガにつながるというリスクも伴うために、普段からDIYに慣れている人であっても、全く油断はできないのです。
丸ノコ自体が危険なわけではありません
丸ノコ自体が危険なわけではなく、このような現象が起こる道具であることをしっかり理解し、基本に通りに使用すれば丸ノコはとても利便性が高くて機能の優れた道具なのです。
現場で実際に丸ノコを活用されている職人さんは、
丸ノコのことを簡単にまとめると「3K」だとおっしゃっていました。
高速・きれい・危険
です。
丸ノコはとても優れた性質を持っているため、DIY初心者さんには不向きな電動工具です。
初心者の方はまずはジグソーを使い、電動工具の感覚と安全への意識をつかんでから、「丸ノコ」を使い始めるのが良いでしょう。
しっかり安全対策を行った上で使用していきたいものですね。
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