★アイリッシュウイスキー、絶賛復活中!!
ウイスキー生誕の地、といえばアイルランド。
そんな地で造られたアイリッシュウイスキーといえば、世界5大ウイスキーの1つとなっており、全盛期の19世紀始めには2,000を越える蒸溜所が存在していたといいます。しかし、統合が進んだことに加え、20世紀初頭には主な輸出先だったアメリカ・禁酒法のあおりを受けて衰退、1950年代には蒸溜所の数はわずか4つまで減少してしまいました。
しかし近年のウイスキーブームの追い風を受けて、大いに復活しているのがアイリッシュウイスキー。現在では蒸溜所の数は40を越えるまでに増え、数々の個性でウイスキーファンを楽しませてくれるようになりました。
★個性も色々、アイリッシュウイスキー
そんなアイリッシュウイスキーで近年、注目を集めているのが、シングルモルトの銘柄たち。中でも有名なものはシングルモルトながら、アイリッシュウイスキーの特性でもあるスムーズな飲み心地を備えた「ターコネル」でしょう。
このボトルのラベルにデザインされているのは疾走する3頭の馬なのですが、これは競馬のワンシーン。蒸溜所の経営者が所有していた競走馬「ターコネル」がレースで勝利、100倍以上の配当となったことを記念して発売された、ターコネルのルーツを今に伝えているのです。
また、こちらも有名な銘柄「ミドルトン」は、最後まで残っていた4つの蒸溜所の内の一つの名前を付けられた伝統的なもの。
ミドルトン蒸溜所では他の銘柄も造られており、アイリッシュウイスキーならではのシングルポットスチルを用いた「グリーンスポット」や「レッドブレスト」、ブレンデッドウイスキーの「タラモアデュー」や「ジェムソン」も、よく知られています。
そして「カマネラ」は、アイリッシュウイスキーらしからぬスモーキーさで人気の銘柄。スムーズさや口当たりの良さがある反面、個性に欠けるといわれがちなアイリッシュウイスキーなのですが、このカマネラはスコッチウイスキー同様、麦芽を乾燥させるのに泥炭(ピート)を使用。スモーキーなスコッチのシングルモルトを好む人たちからも、高い支持を得ている銘柄なのです。
★謎のウイスキーがある? ならば、ぜひ当店へ
さて、これらアイリッシュウイスキーを買取という点からみると、他のウイスキー産地同様、シングルモルトに高値が付く傾向があります。樽熟成の期間が長いものは販売価格も高ければ、買取価格も高価というのも他のウイスキーと同様。例えば、先に紹介したミドルトンの中でも「ベリーレア」は立派な木箱入りとなっており、高価買取も期待できる銘柄の一つとなっています。
他にも、例えばアイリッシュウイスキーが元気がなかったころに造られたようなボトルならば、数も少ないですからマニア垂涎のものとなることは間違いなし、高価買取がお約束できる一本となることでしょう。
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