「山崎」と並ぶサントリーの看板ブランド「響」、平成とともに登場

★サントリーのブレンデッドウイスキーの新しい顔

サントリーのブレンデッドウイスキーのラインナップの中で、長年頂点に君臨してきたブランドが「ローヤル」もしくは贈答用の「インペリアル」だったのです。
しかし平成時代が幕を開けた1989年、新しい顔として登場したのが「響・17年」。

「サントリー創業90周年を記念して、サントリーの新たな傑作を作りたい」
当時の社長・佐治敬三氏が、当時のチーフブレンダー・稲富孝一氏にこんな風に告げて、世にに出されたのが「響」。
まあ、1984年に登場した「山崎」同様、響もサントリーの威信をかけた挑戦だったということ。
そして響、当時の価格は1万円……ローヤルどころか、山崎をも上回る価格で販売されていたことを覚えています。

★響、大好評に付き、ラインアップを増強!!

しかし!! 当時はバブル景気真っ盛り、売れに売れたのでしょうね。
気を良くしたサントリーは1994年に響・21年を、1997年には響・30年を発売、現在の希望小売価格はそれぞれ、2万5,000円、12万5,000円となっており……まあ、えらく強気な価格ですが、それは自信の表れだったのでしょう。
ちなみに響・21年は2016年に「伊勢志摩サミット」で、世界のVIPに振る舞われたもの。
響・30年になるとボトルはサガミクリスタル製、容器からして高級なものになっています。

そして、容器が凝っているといえば人間国宝・14代目の酒井田柿右衛門が手がけた有田焼の陶器ボトルに納められた「響・35年」……こちらは希望小売価格が100万円!! となっておりました。
他にも有田焼とサントリー・響との取り合わせは数々あり「21年・スペシャルボトルコレクション」なるシリーズが毎年発売されていたもの。ちなみに、35年もスペシャルボトルも限定品。現在、両方ともプレミア価格で取引されています。

そんな人気を受けてか「ディープハーモニー」とか「メロウハーモニー」とか。
様々な企画物が存在しているのも、響の魅力の一つとなっています。

★どれもこれも、プレミア価格で買取り中です

さて、そんな響なのですが、これも海外の様々な賞に輝いており、やはり人気が高いブランド。それだけに原酒が不足してしまったのでしょう、比較的安価だった響・12年は、現在販売を中止。その代わりに2015年から、響「ジャパニーズハーモニー」なるノンエイジものがラインナップされています。

そして現在、希望小売価格に近い価格で手に入れられる響は「ジャパニーズハーモニー」のみ。それ以外は、プレミアが付いてしまっているのです。

ですから「誰からいただいた、響の陶器ボトルがある」といった場合は大チャンス!! 当店で高価買取してしまうのです。
飲まないでしまっておくくらいなら、ブームの今に手放すべきだと思うのです。

そして、陶器ボトルの35年があった日には……うーん、ロレックスのデイトナが買えちゃいますね。
査定だけでも、お気軽にお問い合わせください。

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