パナソニックの電動工具の一つであるコードレス圧着器EZ46A4K-Bの特徴
電動工具として馴染みの深いものとしては木工用の各種工具があります。プロはもとよりDIYで木工を楽しむ人の多くも利用しているものです。
しかし電動工具としては、こうした木工用途以外にも電設工事等に利用される工具も多数あります。どちらかと言えば、DIYで使用される事は少なく、プロが仕事で使用するケースが一般的です。
そんな、ある意味特別な電動工具の一つとしてコードレス圧着器があります。工具好きにとっては、先端のフォルムとガッシリとしたハンドルを持つコードレス圧着器は何となく魅力的に見える工具と言えます。
そんなコードレス圧着器について、パナソニック製を例に、その特徴等を見たいと思います。
圧着器と言うのは、被覆を除去したケーブルの端部に端子を圧着する工具です。車のバッテリーと電気系統を形成するケーブルで、こうした端子付きケーブルを目にされた事はあるでしょう。
さて、このコードレス圧着器としてパナソニックが新製品として投入したのがEZ46A4K-Bです。この新製品のEZ46A4K-Bは、充電式圧着機で14.4V/18V両方の電池の使用が可能な「デュアル」タイプで、CV線250mm2まで圧着可能となっています。
現場のケーブルの向きに合わせて360度回転して自由に圧着でき、規定の圧力に達すると音で知らせてくれる機能があり、非常に便利です。また工具先端にケーブルカッター刃を装着すればケーブル切断が可能で、圧縮アタッチメント/Tダイスを使用すれば圧縮が可能と言う多機能性を有し、電設工事には欠かせないマルチな電動工具となっています。
また先に記載した18V駆動を可能にした事で、パワーアップが図られ、現場での作業性の向上も図れます。
電設・電装関連の仕事に携われる方には、このパナソニックのEZ46A4K-Bを購入候補とされる事をお勧めします。
また電動工具に強い関心を持たれている方には、先端にケーブルを抱き込み切断し、またアタッチメントを変えて圧縮・圧着を行う力強さは大きな魅力として映るはずです。
