解体以外のハツリの現場とは?
ハツリと聞くと、もっぱら専門にしているのは解体業者。用いるツールは電動ハンマやコンクリートブレーカーと呼ばれる破砕系の電動工具。そんなイメージがありますが、ハツリとは元々、斧などで叩ききる様子を表したもの。コンクリートの壁を破砕するのもハツリならば、形や表面を整えるのにノミを用いて、表面を削ることもハツリというのです。
そんな後者のハツリ作業で、必要となるのが電動剥離機、細かく振動する刃を持った超振動式の電動工具。
コンクリートの外壁や鉄筋製の橋梁、これらの表面のを保護したり装飾したりするために、ほどこされた塗膜や接着されたタイル、モルタル、シートなどを剥離させるために用いるもの。他には表面にできたサビや、付いたままで固まった接着剤などにも有効なのが電動剥離機なのです。
アスベスト除去の現場でも活躍中
このように電動剥離機が活躍するのは、もっぱら防錆など塗装の現場でした。しかし、近年では解体の現場でも電動剥離機が欠かせないものとなっています。
それは、発がん性が指摘され社会問題となったアスベストの層を剥離するため。
廃アスベストは人体に影響を与えないよう、通常の廃コンクリートなどとは別に処理をほどこす必要がある。ですから解体工事に入る前に、あらかじめアスベストのみ除去するのに電動剥離機が大活躍しているのです。
電動剥離機の刃が振動するのは毎分1万回以上、これほど高速に振動することで剥離が容易になるだけでなく、粉じんが飛び散るのを防ぐことができるという特性を持っています。
ですから、粉じんが作業者に与える影響が心配になるアスベストの除去にも欠かせないのですね。
電動剥離機にも、高い需要が!!
東京オートマチック、ミタチ、サンコー……。電動剥離機は少し特殊な電動工具だけに、一般的には認知度があまりないメーカーが数多く製造しています。
こんなマイナーな電動工具、本当に中古の需要があるのかな? そんな風に心配しなくても大丈夫。当店はプロの方々が多く利用していますから、電動剥離機のようなマイナーなツールにも充分な需要があるのです。少々状態が悪くても大丈夫、なぜならプロは見た目よりも性能を重視するからです。
とはいえ高価で買取ができるのは、やっぱり状態がいいものとなるのはご理解下さい。できれば刃や本体などについている汚れは取り除いた後に査定させてもらえれば、よりよい買取価格でのオファーができるでしょう。
当店はこれぞプロツールという電動剥離機から、DIY用途のものまで電動工具なら幅広いジャンルが買取可能、一度お問い合わせ下さい。