正確な穴あけをするなら腰を据えて、ボール盤は据え付けて

l330983254.1

木工から金属加工まで、幅広い用途に

穴あけ作業に必要な電動工具で、まず頭に浮かぶのが電動ドリル。近年は充電式の物が数多く販売されており、どこでも作業できるメリットから人気となっています。

しかし電動ドリルは手持ち式、どうしても手先が狂ったり、ぶれたりといった事態は避けられないもの。正確に垂直に穴あけをしたい。こんな場合に必要となる電動工具がボール盤です。

DIYに重宝するのは、作業台に取り付けて使用する卓上タイプ。工場などでよく見かける、床に据え付ける直立タイプ。さらには、コンピュータにより制御されるNCボール盤など様々な種類がありますが、電動ドリルと異なるのがカンタンに移動できないという点。いずれにせよ、据え付けで使うタイプがボール盤と呼ばれるのです。

ドリルの材質を選べば、木材から金属まで加工できるのがボール盤の頼もしさ。手作業ならば、非常に時間がかかる穴あけを短時間に、電動ドリルならば狂いがちな穴あけを正確にこなしてくれるのです。

 

元々はプロ専用の電動工具でしたが……

ボール盤と呼ばれるものなら、動作の基本はほぼ共通。レバーと連動するドリル部と、穴を開けたい部材を固定できるテーブル部からなっています。レバーを引けばドリル部が下がり、穴が開くという仕組み。

下がり具合は調節ができるので、穴の深さも正確に調節することができるばかりか、中にはドリル部を水平方向に移動できて、部材の様々な箇所に穴あけが可能な構造のものもあるのです。
このタイプはラジアルボール盤と呼ばれ、昔は大きな工場にあるぐらいでしたが、近年ではDIY用途でも購入を検討できるぐらいの価格の物が販売されるようになってきました。

プロはもちろん、DIYのファンまで。
正確に穴を開ける電動工具ならばボール盤、こんな認識が広まっているのです。

 

付属品・別売り品も忘れずにお持ちください!!

ボール盤があるならば、穴あけなら何でもおまかせではあるのです。しかし、穴あけをする素材が金属、さらに口径が大きいとなると、ドリルは1本だけでは足りません。
下穴を開けるドリル、口径に近い太さのドリル、形状を整えるリーマといった具合に複数の刃先が必要となるもの。

そして、開けたい穴の口径の種類だけ、刃先は必要となるのですから、ボール盤を所有している人は大量のドリルも所有しているはず。査定を依頼する際にはドリルもいっしょにお持ちください。また、ドリルの着脱に必要な専用工具も忘れずに。

何か電動工具を買取りに出す際には、替えのオプションや付属している工具も、いっしょに査定依頼をすることが大切。本体のみよりも、高い買取額を提示してもらえることでしょう。

 

 

電動工具買取は電動工具買取専門店みっけにおまかせください!
電動工具買取専門店みっけ

kougukaitori