カーナビを売るときに気を付けたいことって?

春になると行楽へ出かけることも多いと思います。そんな時に役に立つのがカーナビです。今回はそんなカーナビの中古事情についてお話したいと思います。

そもそもカーナビって中古で売れるの?

結論からいえば、カーナビは売れます。
昨今は、大量消費・大量生産の文化が見直され、3R(Reduce、Reuse、Recycle:リデュース、リユース、リサイクル)の概念が重視されるようになりました。
その中で、特に最近注目されている「R」がリユース(Reuse)つまり「繰り返し使う」という消費行動です。中古買取店やフリマアプリを利用して中古品を売買することが当たり前になり、リユース品を使うことに抵抗がない人も増加中。カーナビのようなカー製品も中古市場で高い需要があります。

例えば、カーナビを初めて導入するので型落ちでもお試しに安い商品を購入したいと考えている人、自分のカーナビが故障してしまってポータブル式のカーナビをつけようと考えている人など‥‥カーナビを中古で購入したいと考えるユーザーは少なくありません。
そのため、カーナビの買取市場にも需要があり、Bluetooth対応機や音楽も聴ける多機能カーナビは、思わぬ高価格で買取されることもあります。

さて、タイトルの「カーナビって売れるの?」に対しては「売れる」という答えが出ましたが、ついでにカーナビを売る時に知っておきたい注意事項についてもご紹介したいと思います。注意事項のひとつは少しでも高く買い取ってもらうためにできること、そしてもうひとつは自分の身を守るセキュリティとして必ずしておきたいことです。

付属品は揃えて売ろう

カーナビを少しでも高く売る秘訣、それは「付属品をそろえること」です。
カーナビは電化製品の一種です。そのため、取扱説明書や地図ソフトなどの付属品が同梱されている状態で通常販売されています。これらが揃っていないとカーナビの状態がいくらよくても、商品として不完全な状態になってしまうため、査定額が低くなるケースもあります。
また、カーナビ本体にキズや汚れがあったりすると査定からマイナスされてしまいます。取り外す時は乱暴に扱わない方がベター。なるべく新品に近い状態での売却を心がけましょう。

売る前に個人情報は必ず消去しよう

もうひとつの注意事項は、セキュリティに関することです。カーナビには、今まで行ったことのある場所や自宅への経路など、重要な個人情報がたくさん登録されています。悪意ある人の手に渡れば、自宅の特定だけでなく日常の移動パターンまでもすべて解析されてしまいかねません。
買い取られたカーナビをどのような人物が中古として購入するかは未知数のため、必ずカーナビ内の情報は削除しておきましょう。スマホやPCと同様、カーナビの設定画面で「工場出荷時の設定に戻す」を選択すれば、大事な情報を削除してまっさらに戻すことができます。

カーナビを売るなら、賢く安全に、が大切!ぜひ参考にしてください。