ワインにこだわりたいときに!家庭用のワインセラーって?

ワインをおいしく飲むためには、適切な温度管理が重要。
ふさわしい温度で保管することで、自宅飲みがぐっとラグジュアリーになります。家庭向けのワインセラーを選ぶポイントをご紹介しましょう。

ワインセラーは温度だけでなく、湿度をコントロール可能!

ワインクーラーはワインを冷やすだけですが、ワインセラーは湿度もコントロールすることができます。湿度のコントロールは、ワインを長期に保管するためには不可欠。
「記念日のための特別ワインを大切に保管したい」、「ヴィンテージワインを良いコンディションで保管したい」という人は、ワインクーラーではなく、ワインセラーがオススメです。

ワインセラーは稼働方式によって価格帯や稼働音が異なる

ワインセラーは、ペルチェ方式、コンプレッサー方式、アンモニア方式(熱吸収式)という3種類の冷却方式があります。
それぞれ価格帯や稼働音に違いがあるので、生活環境やワインセラーの設置場所に合わせてピッタリの商品を探しましょう。

低価格で静かなワインセラーならペルチェ方式

ペルチェ方式は、電流の流れる金属が熱を吸収することでセラー庫内を適切な温度に保ちます。
冷却効果はあまり高くないので、たくさんのワインを保管するにはパワー不足を感じるかもしれません。
ですが、比較的安価なモデルが多く稼働音が静かなので、場所を選ばずに設置できるというメリットがあります。

しっかり冷却できて消費電力が少ないコスパ◎はコンプレッサー方式

冷蔵庫と同じシステムで冷却するコンプレッサー方式は、ペルチェ方式と比較すると稼働音や振動が大きいため、購入する場合は静音設計モデルなども検討する必要があるかもしれません。
一方で、冷却効果が高く、そのわりに消費電力が少ないというメリットがあります。

気化熱で温度を下げるアンモニア方式

アンモニア方式は、アンモニアの気化熱によってセラー庫内を冷却します。
冷却効果は、コンプレッサー方式以下、ペルチェ方式以上の中くらい。稼働音や振動がほとんどないのが特徴です。

2種類の温度管理機能つきなら日本酒だって保管可能!


赤ワインと白ワイン、それぞれを適切な温度で管理したいという方には、上段と下段で異なる温度を保持できる2つの温度管理機能がついたワインセラーをオススメします。
普段は冷やしておいて、飲むボトルだけを飲み頃の温度に設定した段に移動させる、一段は日本酒に適した温度に設定してワインと日本酒を一緒に保管するといった使い方もできます。
自宅飲みを満喫したいという方はぜひ検討してみては?