ロードバイクの正しいハンドルの握り方は?

ロードバイクのハンドルは「ドロップハンドル」と呼ばれる特徴的な形状をしています。

なんとなくハンドルを握って走っている方も多いかもしれませんが、正しい握り方を覚えることで走りを大きく変えることができます。

今回はロードバイクの正しいハンドルの握り方について解説します。

ドロップハンドルの握る部分について

ロードバイクのドロップハンドルには主に3つの握る部分があります。

・ブラケット付近
・フラットバー部分
・下ハンドル

この3カ所を乗り方に合わせて変えていきます。
例えば、下ハンドルを握れば空気抵抗を減らす前傾姿勢のフォームで走ることができます。

ヒルクライムなどでは上体を起こして呼吸を楽にするためにフラットバーを握って走ることが多いです。

通常時ではブラケット付近を握って走ります。

ハンドルにかける体重について

ハンドルはただ握るだけではなく、バランスよく体重をかけることが大切です。
ロードバイクではサドル、ペダル、ハンドルの3点で体重をバランスよく支えることで負荷を軽減できます。

上体を引いてハンドルを押すような感じではなく、上体を少し前に出して腕はハンドルを後ろに引くようなイメージで体重をかけていきます。

このようにすると乗車フォームのバランスをキープすることができ安定した走りが可能になります。

握り方にもコツがある

ハンドルの握り方にもポイントがあります。握ったときにハンドルの上部がどこに接しているかを確認してみてください。

親指の第二関節から付け根の間がハンドルの丈夫に当たっていると体重がハンドルにしっかりと乗らないため腕に負荷がかかってしまいます。

親指と人差し指の付け根の間がしっかりとハンドルの上部に接して、上半身の体重がしっかりとハンドルにかけて体を支えるような握り方をしてみてください。


ロードバイクのハンドルの握り方について解説しました。
握る場所、体重のかけ方、握り方を改善することで乗車時の負荷をより軽減して、長く走り続けることができるようになります。
細かい部分を見直していきながら上達していきましょう。