田舎暮らしに必須?! 電動チェーンソー
LOHASとか田舎暮らしとか、そんなライフスタイル注目されるようになってずいぶんたちますが、実際にそんな生活には苦労が付きもの、現実は甘くないようです。
例えば、遠赤外線効果で暖かな上に環境にもやさしいと持てはやされている薪ストーブ。写真や映像で見ている分には非常に快適そうなのですが、実際に薪ストーブを導入するとなると、もう大変。どこから燃料の薪を調達してくるのか、原木に近い状態のものをどうやって薪に加工するかが大問題となります。
また、田舎暮らしならば庭木の手入れも大変な手間、剪定というよりも伐採という言葉が似合う、大作業が待っているもの。
そこで、重宝するといわれているのがチェーンソー、それも充電式の電動チェーンソーです。
エンジン式のものしかなった時代は、林業や農業を営むプロの工具だったチェーンソー、しかし電動工具の一環として電動チェーンソーが発売になって以来、家庭用で使用がゆっくりと広まりつつあります。
電動チェーンソーのメリットはエンジン式と比較して非常に軽い点。エンジンチェーンソーは重いエンジンばかりか、燃料タンクまで一体化していおり非常に重量があるのが弱点の一つ。
電動チェーンソーはそんな弱点を改善、自家用で使用するハードルを大きく引き下げました。男性はもちろん、非力な女性でも使用できるのが電動・充電式のチェーンソーなのです。
パワーではエンジンタイプには勝てないもの
利用者の裾野を広げた電動チェーンソーなのですが、やはりいいことばかりではありません。振動も少ない、音も小さく、カンタンに利用できる反面、やはり非力な点は否めないのです。
充電直後ならば充分といえるパワーも、使用するにつれて急速に衰えていく。こういった声は、林業に従事する人たちから特によく聞きます。近年ではバッテリーの質やモーターの省電力化が進んではいますが、持続力という点において電動チェーンソーはまだまだといえそうです。
日ごろのメンテナンスが高額査定への道
高速に刃を回転させることで木を伐採するチェーンソーは、メンテナンスを怠ると磨耗や焼きつきが起こります。
磨耗は刃を変えれば解消されるのですが、厄介なのが焼きつき。これがいったん起こると本体のガイドバーと刃の両方を交換しなくてはなりませんし、エンジンやモーターの寿命を縮める。そうなってしまうと、買取査定も安い金額しか提示できなくなるのです。
日ごろのメンテナンスが大切、これはチェーンソーだけでなく、電動工具全般にいえること。大切な工具の寿命を延ばし、高価買取につなげることができる習慣となります。