特大ブーメラン研修
こんにちは。辻村です。新卒研修を通して僕が学びなおしたことを記憶の定着のために書いておこうとおもったブログです。
社会人と学生は何が違うのか?
この問いに対して明確な答えをもっていて、愛される人か、愛する人か、それが社会人か否かを分けるものだと信じています。「愛」っていうと非常に抽象度が高いですが、社会に対して自分を与えて価値を生み出し人を喜ばせるという行為を愛と呼びたいだけです。社会に出るまでは、働く大人達から愛を注がれて育った方々が、今度はそれを他者に向けて注いでいくことだと思っています。なので、圧倒的に他者に対して使う時間が増えていくんだと思うわけです。
仕事をしたことがなくても仕事が出来る人になることができる
佐藤社長のツイートは、若手のビジネスマン、起業家に向けられたもので、マインドセットにとても役立つ内容を定期的にトゥイートされているので、おススメなのですが、最近見た中で特に共感したのがこれでした。
仕事ができるって個人の技術やスキルが高いということではなく「コミュニケーション能力の高さ」を指すと思っています。仕事は、一人ですることはなく社内・社外誰かと一緒にやるものです。だから円滑な人間関係を作れるかどうかは、仕事の能力そのものです。一人でできることなんて限られてますしね。
— しゅー(佐藤秀平) ♻️ 若手起業家&ビジネスマンを全力応援 (@syu310) March 23, 2021
まさにこれに尽きるのではないか?と僕は思うのです。ここには、非常に重要なパラダイムシフトの可能性があり、目が覚めるように視界が広がる感覚があります。作業、手順、マニュアル、ノウハウ、テクニックやビジネスモデルにフォーカスしがちですが、結局は人の話を聴いて、人に自分の思いや疑問や考えを伝えようとするシンプルな対話にこそフォーカスすることはどんな組織においても大切だと思うのです。これ実感。
若手よりも立場ある人、責任者、経営者こそ学べ!
だからこそ、身内である社員、部下、同僚、他部署の担当者へのコミュニケーションの量を質を高めていく必要が、立場がある人ほどあると思います。研修しててもこれ、僕がやってなかったら、若手はやらないわな、と思うし、言葉は大切です、とか傾聴とか相手に伝える姿勢とか言っても先輩、上司、経営者がやってなかったら、絶対やらないからね、部下は。相手が委縮したり、困って何度も確認させたり、連絡報告が怖くて何も言えなくなったりするよくあることの責任はすべて上司。報告がないとしたら上司の責任でしょう。
そんなわけで、新卒の方々への各種インストールは、特大ブーメランとして自分に返ってきます。この感じがリマインドになり、今やってないことを活性化させたりするきっかけにもつながる。ブーメランを投げるのはとても大切な仕事だ。そんなパラダイム。