2019年12月19日
ガソリンランタンとケロシンランタンのメリットデメリット
アウトドアで活躍するパワフルなランタンとして、ガソリンランタンとケロシンランタン(灯油ランタン)の2つが挙げられます。
どちらも同じ石油から生成される燃料ですが、ランタンとして運用する場合には微妙にメリットとデメリットに違いも発生します。
どちらもテント外での使用を
まず両者の共通点として、どちらも屋外で使用することを前提としたランタンであることが挙げられます。
テント内ではLEDランタンを
ガソリンも灯油も非常に燃えやすい燃料であるため、室内での使用は避けましょう。
テント内で使用するランタンを探している場合、バッテリー駆動のLEDランタンを購入するのがオススメです。明かりのない闇夜を照らすには心もとないですが、狭い室内を照らすだけなら十分に活躍が期待できます。
Coleman バッテリーガードLED ランタン/200(オリーブ)
扱いが簡単なのはガソリンランタン
初めて石油系のランタンを購入する場合、初心者にオススメなのがガソリンランタンです。
ケロシンランタンは少し技術が必要
ガソリンランタンはケロシンランタンに比べて扱いが容易なため、手順がわからずもたついてしまう心配はありません。
ケロシンランタンは着火に手間取ることも多いのですが、ガソリンランタンの場合は瞬時の着火が可能なので、アウトドアに慣れていない人にも優しい仕様です。
明るさに関しても申し分なく、ケロシンランタンと比べて大差がないため、扱いやすさを優先するならガソリンランタンが良いでしょう。
コストパフォーマンスはケロシンランタンが一番
ただ足繁くアウトドアに出かけるという場合、ケロシンランタンを選ぶ余地も出てきます。
頻繁にアウトドアへ行くならケロシンランタン
ガソリンランタンには自動車用のガソリンとは異なるホワイトガソリンを使用しますが、灯油に比べて価格が高くなってしまうのがネックです。
ケロシンランタンは着火に若干の技術を要する一方で、燃費が非常に良いのが特徴です。
ランタンにもよりますが、そのケロシンはガソリンに比べて燃費を5分の1程度に抑えることも可能になってくるため、毎週のようにアウトドアへ出かけるという人にとっては、ケロシンランタンが重宝することになるでしょう。
おわりに
ガソリンランタンもケロシンランタンも光量の面では非常に頼もしい力を発揮してくれますが、その使い方や燃費の面に大きな違いが現れます。
初めてのアウトドアなら着火しやすいガソリンランタン、これからアウトドアを趣味にしていきたいと意気込む人はケロシンランタンといったような選び方も、ランタン選びの際の参考にしてみてください。
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辻村 康
COO : 株式会社ゲンキの平和堂
COO、酒部部長、みけキャン副部長
「中古品、二次流通品、損害品、残置品を買取し、最適な市場に戻していく事で、社会的課題を解決する。」をテーマにリユース事業をやってるのと、レコード収集、キャンプ、映画鑑賞がライフワーク。世界一好きな映画は、トビー・フーパーの『スポンティニアス・コンバッション』。