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人生に野遊びを。スノーピークの哲学

1958年創業の老舗アウトドアブランドであるスノーピークは、その高品質のプロダクトの数々もさることながら、徹底した哲学の共有が社内で行われている点も見逃せません。

キャンプ中心の価値観形成
スノーピークの現CEOである山井 太氏は、価値観のベースには常にキャンプがあることをインタビューの中で語っています*1。

家族でキャンプへ行けば、テントの組み立てや料理といった共同作業を通じて、互いを理解し合えるきっかけになります。あるいはキャンプ場で他のキャンパーと知り合うことで、新たなコミュニティを形成することもできるでしょう。

キャンプを通じて人と繋がり合える場が生まれ、それだけ社会問題の解決も早まるというのが、山井氏の価値観の源泉です。

本当に欲しいものを作る
スノーピーク誕生のきっかけは、おしゃれで高品質のアウトドア製品が世に出回っていないことでした。

スノーピークの製品の価格は決して安くなく、気軽に買える代物ではないのにも関わらず、今では熱狂的なファンを生むほどの影響力とブランドを有しています。

スノーピークのこだわりぬいた品質は、山井氏をはじめ社員の一人一人が本当に欲しいものを作りたいと思ったからこそ実現しているのであり、好調な売れ行きがその熱意の裏付けとも言えるでしょう。

そして社員がアウトドアに精通し、アウトドアを愛しているからこそ、質の高いアウトドア製品を作り続けることができています。

毎月、毎週のようにアウトドアへと出かける人間でなければ、タフなアウトドア用品のありがたみを心から理解することは難しいのです。

世界一の「ファン」であれ
多少値段が高くとも、本当に欲しいものを作り続けることができるのは、スノーピークの社員一人一人が自社の大ファンであるからこそです。

安かろう悪かろうの製品が日本にも数多く出回る中、頑なに高価格・高品質の製品を販売し続けることができるのは、「スノーピークにはこうあって欲しい」という思いがスタッフの中に溢れているからこそです。
ユーザー目線であることは、ものづくりの現場に携わる人すべてに求められる姿勢です。スノーピークの場合は、自らが絶対的な自社製品のファンとなることで、徹底したユーザー目線の追求を行うことができているというわけです。

おわりに
日本発のブランドであるからといって、必ずしもすべての製品が高品質であるとは限りません。

一方でスノーピークは、昔から変わらない「自社製品への愛」を持ち続けることで、世界中のアウトドアファンの心を鷲掴みにしていると言えるでしょう。

出典:

*1 ダイヤモンド・オンライン「『アウトドア好きばかりが集まる』組織文化がスノーピークの好調を支える」
https://diamond.jp/articles/-/154045

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COO、酒部部長、みけキャン副部長 「中古品、二次流通品、損害品、残置品を買取し、最適な市場に戻していく事で、社会的課題を解決する。」をテーマにリユース事業をやってるのと、レコード収集、キャンプ、映画鑑賞がライフワーク。世界一好きな映画は、トビー・フーパーの『スポンティニアス・コンバッション』。

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