ドラム式洗濯機と縦型洗濯機、買い換える時にどちらにしようか悩む‥‥という方は多いのではないでしょうか?
一昔前は縦型洗濯機が圧倒的多数を占めていましたが、徐々にドラム式洗濯機も種類が増えてきて、価格帯も広がってきました。
家電品すべてに共通することですが、洗濯機にもドラム式、縦型それぞれいい点と悪い点があります。
両者の特徴とメリット、デメリットについてまとめました。
ドラム型洗濯機ってどんな感じ?
まずはドラム式の特徴から。メリットは、
・衣類が絡みにくい
・節水効果が高い
・衣類乾燥がしやすい
という3点です。反対のデメリットとしては、
・途中で蓋を開けることができない
・縦型と比較すると洗浄力が弱いことがある
・洗剤が残りやすいことがある
という3点が挙げられます。
特徴をまとめると、衣類を絡めずに洗えてすぐに乾燥できるため、洋服が傷みにくい、しかし途中で洗濯物や洗剤を追加できないため洗い忘れたものがあると不便を感じるといったところでしょうか。
縦型洗濯機の特徴って何?
次に縦型洗濯機の特徴をメリットから挙げてみます。
・洗浄力が強い
・洗剤残りしにくい
・途中で蓋を開けて洗濯物を追加できる
この3点が縦型のメリットです。
一方で、デメリットには、
・節水効果が期待できない
・衣類が傷みやすい
という2点が挙げられます。
すすぎにも多量の水を使うので、泥汚れや油汚れを予洗いなしでしっかり洗浄できるのが縦型洗濯機の魅力ですが、一方でそれだけたくさんの水を使うということで節水効果は期待薄。激しい水流でもみ洗いするため、ドラム式と比較すると衣類が傷みやすい傾向もあります。
こうした特徴をチェックすると、家庭や生活スタイルによってドラム式、縦型のどちらがよりふさわしいかが見えてくるのではないでしょうか。
体操着やクラブ活動のユニフォームなど、汚れの強い洗濯物が多い家庭では、やはり縦型洗濯機で汚れを一気に落とせる方が、使い勝手はよいといえます。
洗剤が残っていると肌がかぶれてしまうという敏感肌の人や、柔軟剤の香りが苦手という人も、縦型洗濯機の方が安全に使えます。
一方で、衣類にはあまり強い汚れがつかないという人や、洗濯機に節水効果を求めたいタイプの人、乾燥機をよく使うという生活スタイルの人はドラム式洗濯機の方が使いやすいと考えられます。
家事のスタイルは多様化しているため、家電の機能や性能は、使う人によって不便にも便利にもなり得ます。自分に合った家電を見極めることが、快適な暮らしを保つ何よりの秘訣といえるでしょう。