4Kや8Kはいずれもテレビの画素数の規格をあらわしたものです。
画素数が多いほど、テレビに映る映像はクリアで鮮明に。量販店などで8Kのテレビを見ると、現実以上に美しくみえると感じる人も少なくないかもしれません。
現在のテレビは2K
現在のテレビ（フルHD）は、4Kや8Kが登場して以降は区別するために2Kと呼ばれています。
フルHDの画素数は、1,920（横）×1,080（縦）でおよそ200万画素。これでも、ブラウン管テレビと比べるとかなり映像が鮮明ですね。
4KはフルHDの4倍の画素数を誇る！
4Kは、3,840（横）×2,160（縦）のおよそ800万画素。
同じサイズのテレビの場合、2Kよりも4Kの方が4倍鮮明に見えるという計算です。
なお、海外ではUltra HDという呼び方が一般的なようです。
4K対応のコンテンツ続々登場！
数年前まではまだまだ対応するコンテンツの少ない印象だった4Kですが、現在は、NetflixやAmazon Primeといった世界的な大手映像配信サービスが4K対応のコンテンツを配信しています。
また、「新4K衛星放送」といわれるBS/110°CS 4K衛星放送も、専用のチューナーや電波を受信するためのサービスに加入することで視聴可能になります。
8Kテレビは、未来の超高精細映像を映し出す
8Kは、8,000（横）×4,000（縦）つまり3,200万画素という超高精細映像を可能にする未来の規格です。これはフルHDと比較した場合、単純計算で16倍も鮮やかに見えるということになります。
スーパーハイビジョン（SHV）と呼ばれることもあります。
8Kチャンネルは現状NHKのみ
8Kは未来の規格とされるだけあり、対応チャンネルはNHKのみです。
8K対応テレビなら、紅白歌合戦や相撲、来るオリンピックなどを超高精細で視聴可能。また、今後対応テレビが普及するにしたがって、コンテンツも充実してくることが予想されます。
4K8Kのメリットは視聴の可能性と楽しみが広がること
4K8Kのメリットは、高精細な映像によっておうちでの映画鑑賞やスポーツ観戦がより活き活きと楽しくなることにあります。
旅行に行けない人が鮮やかな映像で旅気分を味わったり、思い出の映像を4K対応のビデオカメラで撮影し、懐かしい日々を楽しむといった可能性が広がります。
映画館に行かなくても迫力ある映画に入り込めたり、日常のテレビ視聴に臨場感がプラスされたら毎日が楽しくなると思いませんか？
