最新多機能電子レンジってどんな感じ?

最近の電子レンジは温めるだけの家電じゃないってご存知ですか?
水を使って食材のおいしさを引き出すスチーム機能搭載のレンジ、オーブン機能でプロ顔負けの料理が作れてしまう高性能レンジまで、さまざまなバリエーションが展開しているのです。
もちろん、温め機能に特化した単機能レンジも重量センサーや湿度センサー搭載でますます便利になっています。

今回は、最新の多機能な電子レンジについてご紹介しましょう。

過熱水蒸気スチームってどんな機能?

まず料理好きさんから注目されているのが、ヘルシーな調理ができると話題の「過熱水蒸気スチーム」機能つき電子レンジです。
これは、水を過熱してスチームを発生させ、レンジのヒーターと過熱水蒸気の両方を使って調理できるタイプの電子レンジ。この調理法は余分な油をほどよくカットできるので、おいしいだけでなく健康にもよいとされています。
なお、シャープの「ヘルシオ」なら、ヒーター機能を組み合わせずに、過熱水蒸気だけを使って調理することも可能です。これは他社の同タイプレンジにはできないことなので、ヘルシオは別格といえるかもしれません。

オーブン・グリルってどんな機能?

もうひとつ、かなり一般的になってきた電子レンジの便利機能に「オーブン・グリル」機能があります。
この機能を使えば、電子レンジで、焼き芋やクッキー、グラタンといったレシピを味わうことができます。お菓子作りが趣味という人や、手の込んだ料理に挑戦したいという人にぴったりですね。

単機能電子レンジってどんな機能があるの?

一方、複数の機能をもっている電子レンジほど価格は高くなるので、あたためる機能さえついていればよいという場合は、無理に多機能レンジを選ぶ必要はありません。
単機能電子レンジも、ターンテーブルの有無、赤外線センサーや重量センサーが搭載されているタイプなど、さまざまな種類があります。

赤外線センサーは、あたためる食品の表面温度を測定するためについています。適切な加熱温度を見極めるためのセンサーなので、ほとんどの現行モデルに搭載されています。
重量センサーは、庫内の食品の重量をはかって、適切な加熱時間を割り出すためのもの。加熱前後の重量差を計測して、加熱時間を自動変更するレンジもあります。
ほかに、食品から発生する水蒸気を計測する湿度センサーがついたモデルもあります。

スチームやオーブン機能はないけれどそこそこ料理にこだわりたいという人は、こうしたセンサーが搭載されているタイプを選ぶとよいでしょう。
とにかくコスパ重視!という場合は、よりシンプルなタイプを選べばお買い得なモデルが見つかるはずです。