空気清浄機は花粉やPM2.5、ハウスダストなどを解消できるお部屋のケア家電、空気清浄機。卓上タイプからサイズの大きいパワフルなモデルまで、各社さまざまなラインナップが用意されています。
シンプルなモデルから多機能タイプまで幅広いラインナップがあるので、そこから最適なモデルを選ぶための検討材料についてご紹介しましょう。長持ちするお手入れ方法についても紹介しています。
空気清浄機を購入するときのコツって?
まず、空気清浄機を購入する時の検討材料は、大きく分けて3つです。
検討材料1. 機能
検討材料2. センサーの種類
検討材料3. 適用床面積
空気清浄機は、純粋に空気をクリーンに保つことだけに特化したモデルのほかに、加湿機能がついたもの、イオン発生機能がついたもの、脱臭に特化したものなど、さまざまな併せ機能が搭載されているモデルがあります。
不必要な機能がたくさんついているものを購入するのは無駄ですが、空気清浄機と加湿器、さらに脱臭機をたくさん室内に並べて使うのはあまり得策とはいえません。空気清浄機にどのような機能を求めるのかをハッキリさせておくと、選びやすいのではないでしょうか。
機能をチェックするのと同様に、空気清浄機にどのようなセンサーが搭載されているかも調べる必要があります。
ニオイセンサー、ホコリセンサーはどの空気清浄機にも搭載されているセンサーですが、室内の明るさに合わせて操作パネルの明るさをおさえてくれる照度センサーなどは限られたモデルにしかついていません。1日中稼働させておく場合、就寝時に光るパネルにストレスを感じる人もいるでしょう。こうした細かい部分も、要チェックです。
また、適用床面積もチェックしましょう。空気清浄機は10畳未満に使うコンパクトなタイプと、10畳以上〜、20畳以上〜、オフィスでも便利な40畳以上〜などかなりサイズに幅があります。価格が安いからといって適用床面積が小さいものを購入しても充分な効果は得られないので、部屋に合ったものを選ぶとよいでしょう。
日頃のお手入れってどうしたらいいの?
購入前の検討材料として、日頃のお手入れ方法もチェックするとよいかもしれません。今の空気清浄機のトレンドはメンテナンスフリーであり、10年もの間、フィルターの交換が必要ないモデルも多数販売されています。とはいえ、掃除をまったくしないで使い続けると、フィルターの寿命が短くなったり故障のリスクになることも。
時々空気清浄機の裏側パネルを開けて、フィルターに掃除機をかけるとよいでしょう。エアコンのようにフィルターを水洗いする必要がないのは嬉しいですね。
加湿機能つきの空気清浄機は、数日おきに水タンクの水を入れ替える必要があります。水を入れっぱなしにしておくと、キャップやタンク内部がぬるつくようになり、カビ発生の原因になるのでNG。カビが発生すると却って健康に悪影響が出てしまうので、ここは清潔に保ちましょう。