最近のドライヤーはどんなメリットや機能がある?

ドライヤーは女性だけのものではありません。社会人になると、男性のヘアセットも身だしなみのひとつ。寝癖や乱れのない清潔な髪で出社するのは、当然のマナーといえるかもしれません。
近年発売されているドライヤーは、さまざまな新機能が搭載され、用途に合わせて自分に合ったものを探すことができます。

風量の強さ=髪を乾かすタイム:ロングヘアならパワフルモデルを

ドライヤーが髪を乾かす時間は、風量の強さに比例します。
ドライヤーの風量は、「m3/min」という単位で表示されています。
これは「毎分立方メートル」や「立米パーミニッツ」などと読み、1分あたり何立方メートルの量の気体が流れるかを示す単位です。
ロングヘアの方や、毛量が多めの方は、1.5m3/min以上のパワーをもつドライヤーを選ぶとよいとされています。
かなりパワフルな2.0m3/minという商品もあるので、「髪を乾かすのに時間がかかる!」と悩んでいたらパワフルタイプのドライヤーをチョイスしてみましょう。

温度調節機能が進化!スカルプモードで頭皮をいたわる

最近のドライヤーに付属している機能として注目したいのが、髪だけでなく頭皮をいたわる「スカルプモード」です。
これは約60度の低温で乾かす機能で、髪と頭皮へのダメージを軽減できる方法とされています。
スカルプモードが搭載されていないドライヤーでも、温度調節機能があれば高めから低めまで温度を変更できるので、「忙しい朝は高温で一気に乾燥」、「夜はヘアケア、スカルプケアのために低温でやさしく」など使い分けするとよいかもしれません。

顔の肌ケアができるモデルも!乾かすだけではないドライヤー

髪を乾かすだけでなく、髪や顔周りにうるおいを与えるケア機能がついたドライヤーも発売されています。
ただ、マイナスイオンやパナソニック独自の微粒子「ナノイー」の効果は、個人差があります。なので、多機能なものをむやみに追い求めるよりは、自分に合ったドライヤーを選ぶ方がよいでしょう。
美顔器やケアグッズに興味があるけれど実際に専用器を購入するのはちょっと、と迷っている方は、こうしたケア機能のついたドライヤーを「お試し」として購入するのもよいかもしれません。

温冷風の吹き分け機能でツヤを出すドライヤー:メンズにも◎

温風と冷風の吹き分けによって、髪をつややかに整える仕上げ機能つきのドライヤーもあります。
髪のつや出しというと、女性向けのモデルと思われがちですが、髪がパサついてボサボサしたスタイルになりやすい、あるいは寝癖になりやすい髪質に悩んでいる男性にも便利なアイテムになるでしょう。