ごはんにこだわりたい人必見 IH炊飯器 VS 圧力IH炊飯器

ごはんがおいしく炊ければなんだかハッピー、そんな人って多いのではないでしょうか。一人暮らしの場合、一度にたくさん炊いて冷凍保存しておくのも生活の知恵ですが、せっかくならおいしいごはんを保存しておきたいですよね。
お米をおいしく炊くためには、お手頃価格なラインナップが多いマイコン炊飯器よりも火力の強いIH炊飯器、もしくは圧力IH炊飯器がよいとされています。
それぞれの特徴とオススメポイントをまとめてみました。

IH炊飯器の特徴とは?

まず、IH炊飯器から特徴をご紹介しましょう。
IH炊飯器は電気による強い火力で、むらなく加熱してお米を炊きあげることができます。ふっくらとした炊きあがりが特徴で、保温性能に優れており、一度に多く炊く人にぴったり。また、圧力IH炊飯器と比較すると価格帯が広く、コスパ重視でも納得できる価格の商品を見つけやすいという嬉しいポイントも。
炊飯器における現時点での代表格といえるのが、IH炊飯器です。

圧力IH炊飯器ってどういうもの?

圧力IHは、内釜にくわえた圧力によって沸点を変更し、お米本来の味を引き出す炊飯器です。IH炊飯器の上位機種的存在に位置づけられており、マイコン炊飯器やIH炊飯器よりも価格は高めに設定されています。
しかし、現行タイプのなかでは最も炊飯効率が高いとされており、保温機能にもすぐれているため、ごはんのおいしさにこだわりたいという人から支持されています。
通常100度で沸騰する水は、1.2気圧では沸騰する温度が105度に、1.3気圧では107度に変わります。圧力IH炊飯器はこの作用によってお米の芯にしっかりと火を通し、ふっくらとしたお米が炊けるとされています。充分に火を通して炊いたお米は冷めてもおいしく食べられるので、お弁当作りが日課という方は特に重宝するでしょう。
なかには、玄米を食べやすいやわらかさに炊ける機能がついているモデルもあります。

ちなみに、一般的には圧力が高くなると粘りが出てもっちりとした食感のあるお米に炊き上がり、圧力が低い(沸点が低い)とお米の粒が立った食感を味わえるとされています。そのため、かために炊いたお米が好みという場合は、IH炊飯器の方が合っているかもしれません。

なお、炊飯器のサイズ目安は、以下を参考にすると便利です。

1人暮らし:3合炊き(6膳くらい)
3人家族:5.5合炊き(11膳くらい)
6人家族:10合炊き(一升/20膳くらい)

もちろん、あまり自炊をしない単身者であれば、手早く炊飯できる1合炊き炊飯器の方が便利というケースもあるでしょう。
また、6人家族に高齢者が多く含まれているなら、一升炊きほどサイズが大きくない方が使いやすい可能性もあります。
普段の炊き方や家事スタイルとあわせて最適なサイズを選んでみてください。