お知らせ 辻村康のスポコン! 酒部 みけキャン これ、買い取りました!

映画JOKERは見ちゃダメ。危ないから。

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こんにちは。辻村です。

先日、話題の『joker』を見てきました。聞いてた以上にヤバイ映画でした。これまで理解不可能な悪魔のような存在として描かれてきたjokerの人生を立場交換の物語として描いているように思いました。まるでほんとに悪い冗談のような構造で出来ている映画でした。正直一回見ただけでは、細部までの魅力をとらえきることは難しいのではないかと思われる作品でした。

 

親との関係

僕たちは今親孝行月間の最終月なのですが、jokerも親との関係が大きな鍵を握っている作品です。子供にとって親というのは、特に子供時代は絶対的な存在だと思うのですが、その親との関係性がその後の人生に自覚があろうとなかろうと大きな影響を与えていると思います。そのために命を落とす子供が後を絶たないし、子供が親の犠牲になっているケースは本当にはもっともっとたくさんあるんじゃないかと思えてきます。そして主人公アーサーもまたその運命に翻弄されていきます。

 

腐敗した政治

富裕層と貧困層という二項対立が激化していき、暴動に発展してくクライマックスはまさに香港の現在のように見えたりしますが、富裕層が優遇される世界観、貧困層が切り捨てられてからめとられていく様は、日本のそれともよく似ていて。祭司のように祭り上げられていくアーサーにいつしか誰もが入り込んで、なんだかヤバイよね。この映画、ほんとにいいのこれ、ちょ、なんかヤバくない?でももっと燃えろと願っている僕がいたのでした。あぶねーって。

 

喜劇と悲劇

『絞殺魔』とか『ヒストリーオブバイオレンス』とかを彷彿とさせるアーサーの記憶に関するシーンが素晴らしかったし、興奮しました。あの観客ごと一気に裏切っていく悪意の転換点はほんとに悪い冗談。最低ですが最高です。あのロバートデニーロの役どころとか。それって過去にあなたが拉致した、、、まあそんな感じで、最終的に色々な立場交換が行われています。見ればわかる。クリームのホワイトルームがかかる瞬間の高揚感。だめだろこんな映画つくっちゃ。善とか悪とか、こんな、ちょ、いやこれ、ダメです。見ちゃいけません!上映禁止にすべき映画なんだよ。権力者は激怒しないと。鈍感だぞ!

 

 

そんな最悪の作品です。もっかいこの笑えないスタンディングジョークみないと。。。

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COO、酒部部長、みけキャン副部長 「中古品、二次流通品、損害品、残置品を買取し、最適な市場に戻していく事で、社会的課題を解決する。」をテーマにリユース事業をやってるのと、レコード収集、キャンプ、映画鑑賞がライフワーク。世界一好きな映画は、トビー・フーパーの『スポンティニアス・コンバッション』。

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