2018年7月24日
10年ぶりのみくに丸
昨日はベクトルのぜんじろうさん主催のリユースの会@新宿歌舞伎町でした。久々に歌舞伎町行きました。外国の人がすげーいっぱいね。ロボットレストラン周辺とかは特に賑々しかったですね。
リユースの会。
有名企業いっぱい来てますが、頑張ります!多っ!人多っ!#リユースの僕 pic.twitter.com/qfvSIFGlJ1— 辻村康 柏のリユース 買取 みっけ (@kotsujimura) 2018年7月23日
数年前にはだれもこんなことしなかったんじゃないでしょうか?結局みんなライバルっちゃあライバル。ライバルに情報が流れるなんてとんでもないって感じだったと思うんですがね、最近は得意なところと苦手なところを補完しあえるような関係性を築いて、協業していこうって流れがどんどんできて、こんなやり方ありますよーとか、それはうちがなんとかできますよとか。時代が猛スピードで動いてるなー。波に乗ってこー。逆らわず、乗ってこー。
変わらない場所
かつて都内に住んでた頃、新宿にたまに飲みに行ってました。特に伊勢丹裏と言われる新宿三丁目界隈、いわゆる末広通りのあたりでよく飲んでました。魚を食べたい時はとときち、焼肉食べたい時は、末広園か長春館。末広園のカルビクッパ―好きだったなー。そしてみんなでワイワイやる時は決まってここ。「みくに丸」。なんでも美味いんです。ほんとに大好きな店。予定よりちょっと早く着いたので久しぶりに実に10年ぶりに行ってきました。みくに丸。この入口の雰囲気。ディープな新宿ってかんじでしょ。
この雑居ビルの2階がみくに丸。一歩足を踏み入れると、アンダーグラウンドな新宿サブカルチャーな世界観が広がります。
変わんねー。この感じ。たまらないっすねー。マスター元気かなー、いささか緊張です。
映画のポスターがたくさん貼ってあります。この感じが昔から変わらない。ダーティーハリーとか貼ってあるのが素敵。
あんまり時間ないので、軽く一杯。
ドアを開けると変わらないマスターの姿が。すでに2客入ってる。カウンターに座って、とりあえずエビス生を注文です。
汗だくの私は、秒で飲んでしまいました。
こんな風に。ゴクゴクゴクゴク。
そしてこれがお通し。アジフライ。最高やん。なんやこの最高のコンビ。たまらないよ、こんなお通し出てきた日には。
みくには魚美味しいんですよね。昔から。ということで、注文しました、あいなめ刺し。うんめー!最高にうんめーぞ!
ラガーマンのマスターが繊細な手つきでおろしたあいなめは抜群に美味かった。弾力があって。大葉と一緒に食べると最高です。
そして、大好きなハムカツ2枚。これ薄いタイプのハムカツで美味いの。大好きなんですこれ。全然変わってなかった。マジで。
最高でした。こんな店が近くに欲しい。あったら毎日行っちゃう。そんなお店。マスターに、「10年ぶりに来たけど、変わんないっすねー、最高でした」って言ったら、「この店出来て13年くらいだけど、俺も年取っちゃってね、無理がきかなくなったよね、回復力が全然違うっつーか、戻んないね(笑)」って言ってた。
で、すごくハッとさせられたのが、建築物の老朽化問題。このビルも老朽化で取り壊しになる可能性があるって言ってて。そうか、そうだったと。柏の王道家さんもそれで移転したし。柏のいろんなところでもこの問題を聞いてたなと。この大好きな空気感もいつかなくなるんだってこと。しかもそう遠くない将来になくなる可能性があるってこと。10年ぶりに来て全然当時のままだなーって安心したのもつかの間、建物自体がなくなってしまうこともあるんだよね。どんなに素晴らしいものも、素晴らしい人も、有限な時間の中にあるんだよね。何も変わらないようで変わっている。少しずつ少しずつ。
日常はいつも当たり前にそこにあるように思えるけど、無限に繰り返されることに思えるけど、それは幻想です。命ある物形ある物はいつか無くなる。だから今しかない。みくに丸が在ってくれてありがとう。まじでありがとう。今も変わらず営業してくれてありがとう、そんな気持ちが込み上げてきた。その感謝を形にするために再来します。絶対にみんなで行きます!みんなと行きたい居酒屋がここにある!だからもっと日々自分の周りにある物たちに、いる人達にありがとうです!そんなことを考えながら歌舞伎町に向けて歩き始めたのでした。
このカオティックな雑多な感じが新宿の魅力だよね。
本日お伝えしたいことは以上です!