2020年3月12日
グレンファークラスの種類、最適な環境下で、家族経営から成り立っている歴史、おススメの飲み方紹介
グレンファークラスにおける種類
グレンファークラスにおける種類は、10年、12年、15年、17年、21年、25年、105等が挙げられます。
最若酒齢として有名な10年の特徴は、花の蜜を想わせるかのようなフローラルな香りがする点です。バニラ風味の甘い味わいながら、どことなくシナモン由来のスパイスが効いた後味がして、味覚の変化を口中で、思う存分楽しめます。また、グレンファークラスが手掛けるウイスキーの中でも、最もまろやかさと甘みを堪能できるのが、12年になります。例えるなら、有名フレンチのデザートに出てきそうな、トロットロッに焦がしたカラメルプリンのような味わいで、まったりとした余韻が感じられるウイスキーです。
このように、グレンファークラスは、甘みが際立ったブランドとして、名高いウイスキーと言えます。
グレンファークラスにおける歴史
グレンファークラスにおける歴史は、創設者のロバート・ヘイが1836年に、スコットランドにあるスペイサイド地方で、グレンファークラス蒸溜所を設立したことから、誕生しました。ベンリネス山の麓で、周囲はのどかな田園地帯が広がり、ベンリネス山から溶け出す雪解け水は、ウイスキー造りに最適の環境を与えていました。
グレンファークラスは、家族経営で長い歴史を刻んでおり、1968年にはスコットランドの蒸溜所で、初となるカスクストレングスのボトルウイスキーを発売して、世間の話題を呼ぶことに繋がったのです。それが、後のグレンファークラス 105における、誕生由来となっているのです。
美味しいグレンファークラスの飲み方
美味しいグレンファークラスの飲み方としては、ストレートが最適です。何よりも甘さが際立ったウイスキーなので、加水して、味の変化を楽しむよりかは、豊潤な香りと南国フルーツのような香りを直に感じられる飲み方として、ストレートをおススメします。そのため、食事と合わせるよりも、お風呂上がりに、ゆったりとソファの上で寛ぎながら、少しずつ嗜んでいくのが、通の飲み方になってきます。
グレンファークラスの特徴として、デザート感覚で楽しめるお酒と言っても過言ではないため、高級アイスクリームをスプーンで、少しずつ堪能していくのと同様に、味わっていくのが、就寝前の極上気分に繋がっていきます。そんな、グレンファークラスは、まさに、〆のお酒と言えるのではないでしょうか。