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注目のブランド、グリップスワニーのプロダクト

アウトドアで活用したいギアといえば、とにかく丈夫さを第一に考える人は多いかと思います。

そんな時に注目したいのが、グリップスワニー(GRIPSWANY)の製品です。150年以上も前に、まだ開拓もままならない時期のアメリカで誕生したこの製品は、どのようなルーツを持ち、進化を遂げながら今日でも愛されるブランドとなったのでしょうか。

ゴールドラッシュを支えたグローブ

グリップスワニーの歴史は、1800年代半ばのゴールドラッシュの時代まで遡ります。金が採掘できると聞いて集まったのは良いものの、硬い岩肌や土を素手で削り出すのは至難の技です。
そこで誕生したのが、バッファローの皮で作られたグリップスワニーのグローブでした。次第にバッファロー皮は牛皮へと改良され、ハードな土木作業にも耐えうる耐久性と、体にフィットする使いやすさを時代とともにアップデートしていきます。

GRIPSWANY – [G-80] TAKIBI GLOVE

時代性を表す「スワニーイエロー」

グリップスワニーのグローブで特徴的なのは、「スワニーイエロー」と呼ばれる印象的なイエローカラーです。
これは当時、まだ電気や灯りが広く普及していなかった時代、暗闇で落としても目立ちやすいようにと考案されたビビッドなカラーリングで、現代のプロダクトにも伝統的にこの色が採用され続けています。

現代でも電気が通っていない地域や、アウトドアに最適な大自然の中では、良い意味でこの不自然なイエローカラーが活躍し、落とした際に探しやすいのはもちろんのこと、目印として木の棒に刺しておくといった使い方もできます。

グリップスワニーが戦い続ける「ホツレ」

グローブ製品で最も煩わしいのが糸のほつれの問題です。グリップスワニーは1970年代からグローブのほつれ問題に本格的に取り組み、高い耐熱性と劣化に強いケブラー繊維を採用することにより、従来の化繊や天然繊維ではたどり着けなかった耐久性を実現しました。
これに加え、グリップスキニーでは糸のほつれが発生した場合は無償で修理も行うというアフターケアも実施しています。購入した後もしっかりとユーザーのサポートを実施してくれるのは、伝統と実績あるブランドならではの自信を感じさせる対応です。

おわりに

アウトドア製品を揃えるとなると、ジャケットやバッグなどの大型アイテムに気を引かれがちです。
一通り揃えた後は、グローブのような小物にこそこだわってみるのも一興と言えるのではないでしょうか。

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