2020年1月15日
冬のキャンプに欠かせないダウンシュラフ
キャンプや野宿など、屋外での睡眠の際に活用したいのがシュラフ(寝袋)。
中でもダウンシュラフは冬の厳しい寒さにも耐えられる寝袋として作られており、特別凍てつくような環境でなくとも冬場のキャンプなどでは積極的に活用していきたいアイテムです。
ダウンシュラフの形状
ダウンシュラフには、大きく分けて二つの形状があります。一つはマミー型、もう一つがレクタングラー型(封筒型)と呼ばれるタイプです。
マミー型
mont-bell - ダウンハガー800
マミー型はその名の通りミイラのようにシュラフで体をすっぽりと覆ってしまうタイプのもので、保温性に関しては抜群の機能を発揮します。
その代わり一人一袋といったように複数人での使用はできず、完全に個人で使うものになるので、人数分のダウンシュラフを用意する必要があります。
レクタングラー型
Coleman – マルチレイヤースリーピングバッグ
もう一つのレクタングラー型は通常の布団のような形状をしており、マミー型とは対照的に複数人での使用も可能なシュラフです。
親子での使用も可能となっていますが、マミー型とは違い保温性は隙間が多い分劣ってしまうため、極端に寒い環境などでの使用はお勧めできません。
寒さ対策を優先したいという場合は、必ずマミー型を選ぶようにしましょう。
ダウン素材のメリット・デメリット
冬用シュラフにも化学繊維を使ったものと、ダウン素材を使ったものの二つが存在します。
化学繊維を使用したシュラフの場合、まずはリーズナブルな価格で手に入れやすいのが特徴です。冬用のアウトドア製品はどうしても価格が高くなってしまうことが多いため、一度に多くの製品を揃えるとなると財布事情が厳しくなってしまいます。
そこまで極寒ではないのであれば、化学繊維のシュラフは最初の一台としては十分選択肢に入ります。
一方のダウン製品の場合、価格は高くなりますが保温性は高く、軽量ということもあって、非常に高いパフォーマンスを発揮してくれます。
予算に問題がないようであれば、ダウンシュラフを選ばない手はないでしょう。
用途を考慮したスペックのシュラフを選ぼう
ダウンシュラフとは一言で言っても、使用温度にはものによって差があります。ダウンシュラフは氷点下でも過ごせるものが多いですが、さらにマイナス2桁を超える極寒の地を訪れるようであれば、その点を考慮した商品選びをするようにしましょう。
また、そこまで寒くないのにも関わらず極地向けのものを持ち込んでしまうと、逆に暑くて過ごしにくいということもあります。
ケースバイケースを考え、最適なシュラフを選ぶことをお勧めします。
おわりに
ダウンシュラフはとても快適な寝袋ですが、環境に応じたシュラフを選ぶことがアウトドアでは求められます。
自分の使い方にフィットするモデルを手に入れましょう。
genki-heiwado
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- Hello world! - 2018年10月11日