コンパクトなおしゃれ家電としてじわじわと人気が出ているハンドブレンダー。料理好きな人のツールに思われがちですが、実は自炊が苦手な人や料理を時短にしたい人にもおすすめの道具です。
ミキサーやフードプロセッサーよりも手軽に使える
ハンドブレンダーは、手に持って使える調理家電です。大きくて置き場所の確保もたいへんなミキサーやフードプロセッサーとは違い、コンパクトで収納しやすいのがポイント。一人暮らしでキッチンが狭い方や、なるべくキッチンをすっきりさせたい人の強い味方です。
・食材同士を混ぜる、つぶす、刻む、泡立てる作業が楽々おこなえる
ハンドブレンダーでできることは、
1. 食材同士を混ぜる
2. 食材を(やわらかく)つぶす
3. 食材を細かく刻む
4. クリームなどを泡立てる
という4つの作業です。2種類の果物を細かく混ぜ合わせてスムージーを作ったり、じゃがいもをつぶしてマッシュポテトを作ったりと、手間のかかる料理が片手で簡単! 生クリームを泡立てるのにも使えるので、スイーツ作りもできます。
ハンドブレンダーを選ぶポイント1. 調理のしやすさ
ハンドブレンダーは、サイズや価格に幅があり、何を基準に選んだらよいのか迷うという方も多いでしょう。
選ぶポイントとしてまずチェックしたいのは、作業効率のよさです。
いくらコンパクトでもパワー不足なモデルでは料理に時間がかかってしまいます。
また、パワフルであっても手に余るくらい重量があると、使う時に不便を感じます。振動が強すぎるものも手が疲れてしまうので、自分に合ったバランスを見極めましょう。
ハンドブレンダーを選ぶポイント2. 洗いやすさ
ハンドブレンダーに限らず、調理家電の使いやすさポイントは、「洗いやすさ」とイコール関係にあります。
調理器具は、食材に直接ふれるのでできる限り清潔に使いたいもの。ですが、洗浄するのが難しい構造だときれいに洗うのに時間がかかり、結果として「使うのがめんどくさい」となり無用の長物になることも。
ハンドブレンダーは部品ごとに取り外して洗えるタイプや、取り外しが簡単なタイプを選ぶようにしましょう。
音が気になる場合はパワーよりも振動音を優先して選んで
ミキサーの大きな音が苦手だったり、掃除機の音がうるさく感じたりという、音に敏感な方は、ハンドブレンダーの振動音も大きなストレスになることでしょう。
しかし、パワーを少し落とせば静かで使いやすいモデルがあります。効率重視の場合はパワーのあるハンドブレンダーを選ぶのが得策ですが、なるべくうるさくないモデルを探しているという場合は、少しパワーダウンしても静音性にすぐれたハンドブレンダーを選ぶ方がよいでしょう。