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人気の高いルイ13世。当店も膨大な買取実績があります。各種買取方法がございますのでお気軽にご相談ください!
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ブルボン朝の王の名を冠した「ルイ13世」、そのプレミアムな歴史とは?
コニャックやアルマニャックといったブランデーには「V.S.O.P」「ナポレオン」「X.O」といったグレードが存在しますが、それより上のグレードの名称は、各メーカーが自由につけているもの。
例えばコニャックの有名メーカーであるヘネシーならば「リシャール・ヘネシー」、マーテルならば「エクストラ・バカラ」、カミュならば「ジュビリー」……まあ、特殊な限定品を除けば、これらは最上級の品々となります。
そして、これらの中で、最も広く知られているのがレミーマルタン社の「ルイ13世」。
左右に小さな羽がたくさんついた独特の形状のボトルが目印、プレミアム・コニャックの象徴と呼びたくなるような、風格をたたえた一品です。
「ルイ13世」、フランス・ブルボン朝・創世記の王の名を冠したブランデーが生まれたのは1874年。
きっかけはブドウ畑から発掘された一本の金属製の水筒でした。
ユリの紋章が刻まれたそれを目にした、時のレミー・マルタン当主はクリスタルグラスでの複製を指示。完成した美しいデキャンタに、家族用に秘蔵していた、とっておきのブランデーを詰めることを思い付きます。
これがレミーマルタン「ルイ13世」の始まり、特徴的なボトルの由来です。
その後ルイ13世は、数々の芸術家や著名人に愛されたほか、オリエント急行やノルマンディー号、フランスの開放、コンコルドなど、フランスの歴史と共にありました。
そんなルイ13世、現行品は観音開きのボックスに納められているのですが、それ以前のものだと八角形の箱だったり、クリアケースだったり、四角の箱に納められていたりするもの。
中でも市場価値が高いものは八角形のもの。
それは製造された年代の古さによるところが大きいのです。
また、デキャンタの正面には、4つのユリの紋章が入っているのですが、その中央付近に貼られたラベルにも注目。
同じルイ13世でも、こちらに「Very Old」もしくは「Très vieux」と入っているもののほうが市場では高く評価されています。
そして……レギュラーで販売されているルイ13世以外にも、数々の特別生産品が存在します。
「ル・ジェロボアム」「レア・カスク 42.6」「レア・カスク 43.8」「ブラックパール」「タイム・コレクション ジ・オリジン – 1874」
これらは、とんでもない価格で販売された特別生産品。
例えば、2007年に786本限定で販売された「ブラックパール」は定価が100万円……現在の市場価格は、●00万円を上回ってくる(!!)という夢の一品になっております。
もちろん、レギュラーのルイ13世も「ブラックパール」ほどではないものの驚きの買取価格が出ることは請け合い。
「しまった!! そんなルイ13世を飲んでしまった」
そんな場合、クリスタル製のデキャンタや替栓、空き箱だけでも買取は可能ですので、ぜひ一度、当店にお問い合わせください。
ルイ・ロデレール・クリスタルの歴史
ルイ・ロデレール・クリスタルは、ロデレールのワインを好んで飲んでいたロシアの皇帝・アレクサンドル2世が、自分のために最高品質のシャンパンを製造し、美しいクリスタル製のボトルにそのシャンパンを詰めるよう特注したのが始まりだといわれています。
ルイ・ロデレールはデュボワ親子が1776年に設立したシャンパンメゾンで、1833年にルイ・ロデレールが会社を譲られてから「ルイ・ロデレール」という会社名になりました。1845年になるとヴェルズネ村にブドウ畑用の土地を確保し、ブドウの自社栽培を開始します。1870年代にはフランス国外にも商品の輸出をスタートさせ、特にロシアへの輸出が盛んとなりました。
1920年代になると戦争が原因でブドウ畑が荒れ果てましたが、当主となったレオン・オルリー・ロデレールが「ブリュット・プルミエ」という収穫した年が異なるブドウをミックスする技法を編み出したことでこの危機を乗り越えます。レオン・オルリー・ロデレールはブリュット・プルミエを用いて安定した品質のワインを製造しつつ、同時にブドウ畑の再生も進めていきます。
現在は7代目の社長にフレデリック・ルゾーが就任して、さらに質の高いワインの製造を行いながら国外へのワインの輸出も行っています。
白州の歴史
1973年、サントリーの創業者の息子として二代目を引き継いだ佐治敬三により白州蒸溜所が作られました。建設場所として北杜市白州町が選ばれたのは、南アルプスから湧き出る良質な軟水がふんだんに使えるためです。この地で長年にわたる研究が重ねられた結果、シングルモルトウイスキーの白州が誕生します。これは、蒸溜所の建設から21年後の1994年のことでした。白州の熟成に欠かせないのは、長い時間をかけて行われる木桶発酵です。樹木由来の乳酸菌の働きにより、森の香りを感じさせるフレッシュな風味が再現されています。また、森によって育まれる新鮮な空気も白州に必要な要素です。様々な種類の蒸溜釜や樽を使い分けることで多種多様な原酒が生まれており、これらを熟練の職人たちが試行錯誤しながらブレンドすることで白州ならではの味が形作られていきました。その結果、2006年にはインターナショナル・スピリッツ・チャレンジで白州18年が金賞を受賞する栄誉に輝いています。その後も世界的なコンペティションで受賞を重ねており、国内だけでなく海外でも人気が高いことが証明されています。