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シーバスリーガル12年の歴史
シーバスリーガル 12年の製造元は、創業から100年以上の歴史がある会社です。この会社はスコットランドにある商店で、1801年からコーヒーやブランデーなどを販売していました。1850年代には、自社でウイスキー製造を開始します。当時、会社が購入した「ストラスアイラ蒸留所」は、ハイランド地域最古の蒸留所として有名です。1891年にシーバスリーガルが完成し、アメリカを中心に輸出、販売されるようになります。それから12年以上の月日を経て、シーバスリーガル 12年が誕生しました。1920年代頃は国外への輸出に制限がありましたが、戦後は世界各国で販売され、多くの人に愛されるウイスキーとなっています。2015年にはシーバスリーガル 12年のパッケージデザインが刷新され、話題となりました。
余市の歴史
余市は、1989年に販売が開始されました。「日本で本物のウイスキーをつくりたい」そんな大きな夢を抱き、竹鶴正孝はたった一人で海を渡りました。ウイスキーづくりの本場・スコットランドで学んだ竹鶴は、帰国後、ウイスキーづくりに適した場所を探し求めます。そして1934年、スコットランドとよく似た気候風土を持つ北海道・余市に、余市蒸溜所を開きました。この場所で竹鶴は、理想のウイスキーづくりを追求します。
力強く重厚なモルトウイスキーづくりを目指した竹鶴は、石炭直火蒸溜を採用しました。熟練の職人技が必要なため、現在では、この蒸溜方法を行う蒸溜所はほとんどありません。しかし、余市蒸溜所では竹鶴の思いを受け継ぎ、今も石炭直火蒸溜という伝統的な製法で、ウイスキーをつくり続けています。シングルモルト余市の奥深い味わいは、この伝統的な製法を守り続けているからこそ生み出されるものです。