リキュールの歴史

 

元々リキュールは、薬酒でした。時は紀元前の古代ギリシャまで遡ります。この頃酸味が強くて飲みにくいワインは、蜂蜜を混ぜて飲まれていました。これをヒントに、医師のヒポクラテスがワインに薬草成分を移して薬酒を造ったのです。
15世紀になると、北イタリアのミケーネ・サボナローラ医師がもっと患者に飲みやすい薬酒をと、スピリッツにバラの香りを移したリキュール、ロソーリオを考案しました。リキュールは徐々に薬酒としてだけでなく、嗜好品としても楽しまれるようになっていきます。
16世紀では美味しいリキュールが多々造られていましたが、それがフランスへ渡ったのは、フィレンツェのメディチ家の娘がアンリ2世に嫁いだときでした。お供したシェフがポプロというリキュールを持っていくと、宮廷内で大層人気に。これをきっかけに、17世紀にかけて色の美しさにもこだわったリキュールが開発されていきました。

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